まず、与えられたグラフの特徴を確認します。
* グラフはy軸と−6πで交わっています。 * グラフの最大値は1、最小値は-1です。つまり、振幅は1です。
* グラフはコサインカーブを反転させた形をしています。
次に、それぞれの選択肢についてグラフの特徴を調べます。
① y=sin(θ+32π) θ=−32π のとき、y=sin(0)=0 なので、グラフはθ=−32π でx軸と交わります。これは与えられたグラフと一致しません。 ② y=cos(θ+35π) θ=−35π のとき、y=cos(0)=1なので、グラフはθ=−35π で最大値をとります。 cos(θ+35π)=cos(θ+35π−2π)=cos(θ−31π) θ=6π を代入すると y=cos(6π−62π)=cos(−6π)=23 これは与えられたグラフと一致しません。
③ y=sin(−θ+34π) y=sin(−θ+34π)=−sin(θ−34π)=−sin(θ−34π+2π)=−sin(θ+32π) θ=−6π を代入すると、y=−sin(−6π+34π)=−sin(67π)=−(−21)=21 これは与えられたグラフと一致しません。
④ y=−cos(θ+32π) θ=−32π のとき、y=−cos(0)=−1なので、グラフはθ=−32π で最小値をとります。 −cos(θ+32π)=−cos(θ−(−32π)) θ=−6π を代入すると、y=−cos(−6π+32π)=−cos(63π)=−cos(2π)=0 ⑤ y=−sin(−θ−6π) y=−sin(−θ−6π)=sin(θ+6π) θ=−6π のとき、y=sin(0)=0なので、グラフはθ=−6π でx軸と交わります。 θ=0 を代入すると、y=sin(6π)=21 となり、与えられたグラフと一致します。 ⑥ y=cos(θ−35π) θ=35π のとき、y=cos(0)=1なので、グラフはθ=35π で最大値をとります。 θ=−6π を代入すると、y=cos(−6π−35π)=cos(−611π)=cos(6π)=23 これは与えられたグラフと一致しません。
グラフの概形から、与えられたグラフは−cosのグラフを平行移動させたものであると推測できます。 与えられたグラフは、y=−cos(θ+6π)のグラフです。 y=−cos(θ+6π) y=−cos(θ+32π−2π)=−cos(θ+32π−63π)=−cos(θ+6π)=−cos(θ+32π) θ=−6πのとき、y=−cos(−6π+32π)=−cos(2π)=0 y=−cos(θ+6π) θ=−6πのとき、y=−cos(0)=−1, 上記の条件を満たすグラフは、④と⑤です。
④はθ=−6πの時に、y=0なので、条件を満たしていません。 周期が 2π なので、611π−(−6π)=2π となっていることを確認する。 与えられたグラフは、−cos(θ+6π)であると予想できるので、一致するグラフは④のみとなる。しかし④は−6πで、y=0ではないので、一致しない。 この問題は解答がない。