関数 $y = e^{-x} \cos x$ の性質について調べる問題です。ただし、$x$ の範囲は $0 \le x \le 2\pi$ です。問題文が不明確なので、ここでは、この関数の導関数を求めます。

解析学微分導関数指数関数三角関数
2025/6/27

1. 問題の内容

関数 y=excosxy = e^{-x} \cos x の性質について調べる問題です。ただし、xx の範囲は 0x2π0 \le x \le 2\pi です。問題文が不明確なので、ここでは、この関数の導関数を求めます。

2. 解き方の手順

与えられた関数 y=excosxy = e^{-x} \cos x の導関数を求めるには、積の微分法を用います。積の微分法は、y=uvy = uv のとき、y=uv+uvy' = u'v + uv' となります。
ここでは、u=exu = e^{-x}v=cosxv = \cos x とおきます。
u=ddxex=exu' = \frac{d}{dx} e^{-x} = -e^{-x}
v=ddxcosx=sinxv' = \frac{d}{dx} \cos x = -\sin x
したがって、
y=uv+uv=(ex)(cosx)+(ex)(sinx)=excosxexsinxy' = u'v + uv' = (-e^{-x}) (\cos x) + (e^{-x})(-\sin x) = -e^{-x} \cos x - e^{-x} \sin x
y=ex(cosx+sinx)y' = -e^{-x} (\cos x + \sin x)

3. 最終的な答え

与えられた関数の導関数は、
y=ex(cosx+sinx)y' = -e^{-x} (\cos x + \sin x)
となります。

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