与えられた関数 $y = a^x \log a$ を微分して、$dy/dx$を求めよ。

解析学微分指数関数対数関数
2025/6/27

1. 問題の内容

与えられた関数 y=axlogay = a^x \log a を微分して、dy/dxdy/dxを求めよ。

2. 解き方の手順

この問題は、aaが定数であるときの関数 y=axlogay = a^x \log a の微分を求める問題です。loga\log aも定数なので、axa^xの微分を求めるだけで良いです。
y=axlogay = a^x \log aを微分します。axa^xの微分は、axlogaa^x \log aとなります。loga\log aは定数なので、そのまま掛けます。
したがって、
dydx=ddx(axloga)=(loga)ddx(ax)=(loga)(axloga)\frac{dy}{dx} = \frac{d}{dx} (a^x \log a) = (\log a) \frac{d}{dx} (a^x) = (\log a)(a^x \log a)
dydx=ax(loga)2\frac{dy}{dx} = a^x (\log a)^2

3. 最終的な答え

dydx=ax(loga)2\frac{dy}{dx} = a^x (\log a)^2

「解析学」の関連問題

与えられた恒等式 $\frac{1}{(3k-1)(3k+2)} = \frac{1}{3}\left(\frac{1}{3k-1} - \frac{1}{3k+2}\right)$ を利用して、次の...

数列級数部分分数分解和の計算
2025/6/28

関数 $f(\theta) = 2\sqrt{3}\cos^2\theta - 2\sin\theta\cos\theta$ が与えられている。 (1) 2倍角の公式を用いて $\sin\theta\...

三角関数加法定理最大値最小値2倍角の公式三角関数の合成
2025/6/28

関数 $f(x) = x^3 + px^2 + qx + \frac{7}{2}$ および $g(x) = x^2 + 8x + r$ が与えられている。曲線 $y=f(x)$ を $C$, 放物線 ...

微分極値接線積分面積
2025/6/28

$\frac{\pi}{12} = \frac{\pi}{4} - \frac{\pi}{6}$ であることを用いて、$\sin\frac{\pi}{12} \cos\frac{\pi}{12}$ の...

三角関数加法定理2倍角の公式sincos
2025/6/28

$x > 1$ のとき、不等式 $\log x < \frac{x^2 - 1}{2x}$ が成り立つことを示す問題です。

不等式対数関数微分単調増加導関数
2025/6/28

$\cos(2\theta - \frac{\pi}{3}) = \frac{1}{2}$ を満たす $\theta$ を求めます。

三角関数方程式解法
2025/6/28

問題は、$\tan(2\theta + \frac{\pi}{3}) = -\frac{1}{\sqrt{3}}$を満たす$\theta$を求める問題です。

三角関数tan方程式
2025/6/28

与えられた問題は2つあります。 (1) $x > 0$ のとき、不等式 $\log(x+1) < x$ を証明すること。 (2) $a$ を定数とするとき、方程式 $\log x - x = a$ と...

不等式対数関数指数関数実数解微分単調性極値
2025/6/28

関数 $f(x) = -x^2 + 2x$ の区間 $a \le x \le a+1$ における最大値を $M(a)$ とする。$M(a)$を求める問題を解く。

最大値関数二次関数平方完成場合分け
2025/6/28

次の2つの関数の不定積分を求める問題です。 (1) $\tan^5 x$ (2) $\frac{1}{1 + \sin x}$

不定積分三角関数積分
2025/6/28