与えられた問題は、次の和を計算することです。 $\sum_{k=1}^{n-1} (2^k - k^2)$

代数学級数等比数列平方数の和シグマ
2025/6/27

1. 問題の内容

与えられた問題は、次の和を計算することです。
k=1n1(2kk2)\sum_{k=1}^{n-1} (2^k - k^2)

2. 解き方の手順

和を分解し、それぞれの部分を個別に計算します。
k=1n1(2kk2)=k=1n12kk=1n1k2\sum_{k=1}^{n-1} (2^k - k^2) = \sum_{k=1}^{n-1} 2^k - \sum_{k=1}^{n-1} k^2
まず、k=1n12k\sum_{k=1}^{n-1} 2^k を計算します。これは等比数列の和です。
k=1n12k=2(2n11)21=2n2\sum_{k=1}^{n-1} 2^k = \frac{2(2^{n-1} - 1)}{2-1} = 2^n - 2
次に、k=1n1k2\sum_{k=1}^{n-1} k^2 を計算します。これは平方数の和です。
k=1n1k2=(n1)(n1+1)(2(n1)+1)6=(n1)n(2n1)6=2n33n2+n6\sum_{k=1}^{n-1} k^2 = \frac{(n-1)(n-1+1)(2(n-1)+1)}{6} = \frac{(n-1)n(2n-1)}{6} = \frac{2n^3 - 3n^2 + n}{6}
したがって、求める和は次のようになります。
k=1n1(2kk2)=(2n2)2n33n2+n6=2n213n3+12n216n\sum_{k=1}^{n-1} (2^k - k^2) = (2^n - 2) - \frac{2n^3 - 3n^2 + n}{6} = 2^n - 2 - \frac{1}{3}n^3 + \frac{1}{2}n^2 - \frac{1}{6}n

3. 最終的な答え

2n22n33n2+n62^n - 2 - \frac{2n^3 - 3n^2 + n}{6}
または
2n213n3+12n216n2^n - 2 - \frac{1}{3}n^3 + \frac{1}{2}n^2 - \frac{1}{6}n

「代数学」の関連問題

等式 $(a-b)^3 + 3ab(a-b) = a^3 - b^3$ を証明する。

式の展開因数分解等式の証明恒等式
2025/6/28

任意の実数 $x$ に対して、不等式 $ax^2 - 2\sqrt{3}x + a + 2 \le 0$ が成り立つような定数 $a$ の値の範囲を求めます。

二次不等式判別式二次関数不等式の解法
2025/6/28

与えられた式 $x^2 + 6x + 9 - y^2$ を因数分解します。

因数分解多項式二次式
2025/6/28

底辺の長さが4cm、高さが $x$ cmの三角形の面積を $y$ cm$^2$ とする。ただし、$x \geq 4$ である。$y$ を $x$ の式で表す。

関数一次関数面積三角形
2025/6/28

次の不等式を解く問題です。 (1) $3 < x^2 + 2x \le 8$

不等式二次不等式解の範囲
2025/6/28

不等式 $x^2 + y^2 \le 5$ を満たす $x$, $y$ に対して、$x+y$ の最大値と最小値を求める。

不等式最大値最小値判別式
2025/6/28

与えられた対数の値を求める問題です。具体的には、以下の対数の値を計算します。 (1) $\log_2 2^5$ (2) $\log_5 25$ (3) $\log_3 \frac{1}{27}$ (4...

対数指数対数計算
2025/6/28

次の2つの数の大小を不等号を用いて表す。 (1) $3 \log_4 3$ と $2 \log_4 5$ (2) $\frac{1}{2} \log_4 8$ と $\log_4 3$

対数大小比較指数
2025/6/28

次の連立不等式を解く問題です。 $\begin{cases} x^2 - x - 12 \le 0 \\ x^2 - 3x + 2 > 0 \end{cases}$

連立不等式二次不等式因数分解数直線
2025/6/28

次の連立不等式を解く問題です。 $ \begin{cases} x^2+6x+8>0 \\ x^2+2x-3\leq 0 \end{cases} $

連立不等式二次不等式因数分解不等式の解法
2025/6/28