6人をA, B, Cの3つの部屋に分ける方法について、以下の3つの場合を考える。 (1) 空き部屋があっても良い場合 (2) 1部屋だけ空き部屋があっても良い場合 (3) 空き部屋がない場合
2025/6/28
1. 問題の内容
6人をA, B, Cの3つの部屋に分ける方法について、以下の3つの場合を考える。
(1) 空き部屋があっても良い場合
(2) 1部屋だけ空き部屋があっても良い場合
(3) 空き部屋がない場合
2. 解き方の手順
(1) 空き部屋があっても良い場合
各人はA, B, Cのいずれかの部屋に入る事ができるので、各人の選択肢は3通り。6人それぞれに3通りの選択肢があるので、
通り
(2) 1部屋だけ空き部屋があっても良い場合
まず、空き部屋となる部屋の選び方は3通り。
次に、残りの2部屋に6人を分ける方法を考える。各人は2部屋のいずれかに入るので、 通り。しかし、この中には全員が同じ部屋に入る場合が2通りあるので、これを除く必要がある。
したがって、1部屋だけ空き部屋がある場合の数は、
通り
(3) 空き部屋がない場合
まず、6人を3つのグループに分ける方法を考える。グループ分けの方法は以下の通り。
- (4, 1, 1)の組分け:
- (3, 2, 1)の組分け:
- (2, 2, 2)の組分け:
これらのグループ分けの方法の合計は、 通り。
次に、分けられた3つのグループをA, B, Cの部屋に割り当てる方法を考える。これは、3! = 6 通り。
したがって、空き部屋がない場合の数は、
通り
別の解き方として、包除原理を利用する。
全体のパターン数から、少なくとも1つの部屋が空となる場合を引く。1つの部屋が空になるのは 通り、2つの部屋が空になるのは通り。
したがって、通り
3. 最終的な答え
(1) 729通り
(2) 186通り
(3) 540通り