三角形OABにおいて、OA=1, OB=2, AB=$\sqrt{5}$である。辺ABを1:4に内分する点をCとする。$\vec{OA}=\vec{a}, \vec{OB}=\vec{b}$とする。$\vec{OC}$を$\vec{a}$と$\vec{b}$で表し、$\vec{a}\cdot\vec{b}$の値を求め、$\vec{OC}\cdot\vec{AB}$の値を求め、$\angle OCA$を求める。また、三角形OABの外接円をKとし、Kの中心をD、半径をRとする。$\vec{OD}$を$\vec{a}$と$\vec{b}$で表し、Rを求める。点Cを通り$\vec{a}$に平行な直線と円Kの交点のうち、点Aに近い方の点をEとする。このとき、正の実数tを用いて$\vec{CE}=t\vec{a}$と表されるから、$\vec{DE}$を$\vec{a}, \vec{b}, t$で表し、tの値を求める。
2025/6/28
1. 問題の内容
三角形OABにおいて、OA=1, OB=2, AB=である。辺ABを1:4に内分する点をCとする。とする。をとで表し、の値を求め、の値を求め、を求める。また、三角形OABの外接円をKとし、Kの中心をD、半径をRとする。をとで表し、Rを求める。点Cを通りに平行な直線と円Kの交点のうち、点Aに近い方の点をEとする。このとき、正の実数tを用いてと表されるから、をで表し、tの値を求める。
2. 解き方の手順
(1) をとで表す。
CはABを1:4に内分する点なので、
(2) の値を求める。
(3) の値を求める。
(4) を求める。
(5) をとで表す。
円Kの中心DはOAとOBの垂直二等分線の交点にある。
とすると
また、ODはOAの中点を通る。
(6) Rを求める。
(7) をで表す。
(8) tの値を求める。
点Eは円K上にあるので、
なので、