与えられた問題は、因数分解、不等式、二次関数、整数の個数、箱ひげ図に関する5つの小問から構成されています。各小問に当てはまる値を解答する必要があります。

代数学因数分解不等式二次関数集合順列箱ひげ図
2025/6/28

1. 問題の内容

与えられた問題は、因数分解、不等式、二次関数、整数の個数、箱ひげ図に関する5つの小問から構成されています。各小問に当てはまる値を解答する必要があります。

2. 解き方の手順

(1) ax2+2ax+x+2ax^2 + 2ax + x + 2 を因数分解する。
ax2+2ax+x+2=ax(x+2)+(x+2)=(ax+1)(x+2)ax^2 + 2ax + x + 2 = ax(x+2) + (x+2) = (ax+1)(x+2)
したがって、(ax+1)(x+2)(ax+1)(x+2) が答えです。
(2) 不等式 83x54-8 \le 3x - 5 \le 4 を解く。
まず、83x5-8 \le 3x - 5 を解きます。
8+53x-8 + 5 \le 3x
33x-3 \le 3x
1x-1 \le x
次に、3x543x - 5 \le 4 を解きます。
3x4+53x \le 4 + 5
3x93x \le 9
x3x \le 3
したがって、1x3-1 \le x \le 3 が答えです。
次に、A = {x1x3}\{x | -1 \le x \le 3\}, B = {xxa}\{x | x \ge a\} とする。ABA \subset B となるような aa の範囲を求める。
ABA \subset B であるためには、a1a \le -1 である必要があります。
(3) 2次関数 f(x)=2x26x+af(x) = 2x^2 - 6x + a (aは定数)がある。y=f(x)y = f(x) のグラフの軸を求める。
f(x)=2(x23x)+a=2(x32)22(32)2+a=2(x32)292+af(x) = 2(x^2 - 3x) + a = 2(x - \frac{3}{2})^2 - 2(\frac{3}{2})^2 + a = 2(x - \frac{3}{2})^2 - \frac{9}{2} + a
したがって、軸は x=32x = \frac{3}{2} です。
次に、f(x)f(x) の最小値が 12\frac{1}{2} であるとき、aa の値を求める。
f(x)f(x) の最小値は 92+a-\frac{9}{2} + a であるので、
92+a=12-\frac{9}{2} + a = \frac{1}{2}
a=12+92=102=5a = \frac{1}{2} + \frac{9}{2} = \frac{10}{2} = 5
したがって、a=5a = 5 が答えです。
(4) 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 の9個の数字の中から、異なる3個の数字を並べて3桁の整数を作る。3桁の整数は全部でいくつあるか。
百の位は9通り、十の位は8通り、一の位は7通りあるので、
9×8×7=5049 \times 8 \times 7 = 504 個が答えです。
次に、500以上の整数は全部でいくつあるか。
百の位が5, 6, 7, 8, 9のいずれかであればよいので、5通り。
十の位は8通り、一の位は7通り。
5×8×7=2805 \times 8 \times 7 = 280 個が答えです。
(5) 箱ひげ図より四分位範囲は 7755=2277 - 55 = 22 点です。
箱ひげ図から読み取れる内容として必ず正しいものを選択します。

1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図から正確な人数は読み取れない。

2. 50点以上の生徒は18人以上いる:第一四分位数が55なので、25%が55点未満。したがって、75%が55点以上。24人の75%は18人なので、55点以上の生徒は18人以上。また、50点以上の生徒は55点以上の生徒より多いので、18人以上いる。

3. 70点以上の生徒は12人以上いる:第三四分位数が77なので、75%が77点以下。したがって、25%が77点以上。24人の25%は6人なので、77点以上の生徒は6人以上いる。箱ひげ図からは70点以上の人数は正確に読み取れない。

4. 80点以上の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図から正確な人数は読み取れない。

選択肢2が正しいです。

3. 最終的な答え

(1) (ax+1)(x+2)(ax+1)(x+2)
(イ) 1x3-1 \le x \le 3
(ウ) a1a \le -1
(エ) 32\frac{3}{2}
(オ) 55
(カ) 504504
(キ) 280280
(ク) 2222
(ケ) 22

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