線分ABを直径とする半円があり、AB上にAC = 2a, CB = 2bとなる点Cがある。線分AC, CBをそれぞれ直径とする半円を描くとき、色のついた部分の面積を求める。

幾何学半円面積図形
2025/6/28

1. 問題の内容

線分ABを直径とする半円があり、AB上にAC = 2a, CB = 2bとなる点Cがある。線分AC, CBをそれぞれ直径とする半円を描くとき、色のついた部分の面積を求める。

2. 解き方の手順

色のついた部分の面積は、大きい半円の面積から小さい2つの半円の面積を引くことで求められる。
まず、大きい半円の直径はAC+CB=2a+2bAC + CB = 2a + 2bなので、半径はa+ba + bである。したがって、大きい半円の面積は、
12π(a+b)2=12π(a2+2ab+b2)\frac{1}{2} \pi (a+b)^2 = \frac{1}{2} \pi (a^2 + 2ab + b^2)
次に、ACを直径とする半円の半径はaaなので、面積は
12πa2\frac{1}{2} \pi a^2
CBを直径とする半円の半径はbbなので、面積は
12πb2\frac{1}{2} \pi b^2
したがって、色のついた部分の面積は、
12π(a2+2ab+b2)12πa212πb2=12π(a2+2ab+b2a2b2)=12π(2ab)=πab\frac{1}{2} \pi (a^2 + 2ab + b^2) - \frac{1}{2} \pi a^2 - \frac{1}{2} \pi b^2 = \frac{1}{2} \pi (a^2 + 2ab + b^2 - a^2 - b^2) = \frac{1}{2} \pi (2ab) = \pi ab

3. 最終的な答え

πab\pi ab

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