2直線 $ax + 4y - 1 = 0$ と $x + (a-3)y - 2 = 0$ が平行になるような定数 $a$ の値を求め、また垂直になるような定数 $a$ の値を求めよ。

代数学直線傾き平行垂直点と直線の距離
2025/6/28
はい、承知いたしました。画像にある問題のうち、6番と7番と8番の問題を解きます。
**6番**

1. 問題の内容

2直線 ax+4y1=0ax + 4y - 1 = 0x+(a3)y2=0x + (a-3)y - 2 = 0 が平行になるような定数 aa の値を求め、また垂直になるような定数 aa の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、2直線の傾きを求めます。
ax+4y1=0ax + 4y - 1 = 0 より、
4y=ax+14y = -ax + 1
y=a4x+14y = -\frac{a}{4}x + \frac{1}{4}
この直線の傾きは a4-\frac{a}{4} です。
x+(a3)y2=0x + (a-3)y - 2 = 0 より、
(a3)y=x+2(a-3)y = -x + 2
y=1a3x+2a3y = -\frac{1}{a-3}x + \frac{2}{a-3}
この直線の傾きは 1a3-\frac{1}{a-3} です。
平行条件:2直線の傾きが等しいこと。
a4=1a3-\frac{a}{4} = -\frac{1}{a-3}
a(a3)=4a(a-3) = 4
a23a4=0a^2 - 3a - 4 = 0
(a4)(a+1)=0(a-4)(a+1) = 0
a=4,1a = 4, -1
垂直条件:2直線の傾きの積が -1 であること。
(a4)(1a3)=1(-\frac{a}{4})(-\frac{1}{a-3}) = -1
a4(a3)=1\frac{a}{4(a-3)} = -1
a=4(a3)a = -4(a-3)
a=4a+12a = -4a + 12
5a=125a = 12
a=125a = \frac{12}{5}

3. 最終的な答え

平行になる aa の値: a=4,1a = 4, -1
垂直になる aa の値: a=125a = \frac{12}{5}
**7番**

1. 問題の内容

直線 y=xy = x に関して、点 A(p,q)A(p, q) と対称な点 BB の座標を p,qp, q で表せ。ただし、pqp \neq q とする。

2. 解き方の手順

直線 y=xy = x に関して点 (p,q)(p, q) と対称な点は、(q,p)(q, p) です。これは、xx 座標と yy 座標を入れ替えることで求められます。

3. 最終的な答え

点Bの座標:(q,p)(q, p)
**8番**

1. 問題の内容

A(2,1)A(2, 1) と直線 5x+12y+4=05x + 12y + 4 = 0 上を動く点 PP がある。このとき、線分 APAP の長さの最小値を求めよ。

2. 解き方の手順

A(2,1)A(2, 1) から直線 5x+12y+4=05x + 12y + 4 = 0 までの距離が、線分 APAP の長さの最小値となります。点と直線の距離の公式を使います。
(x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離は、
ax0+by0+ca2+b2\frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}} で与えられます。
この問題では、(x0,y0)=(2,1)(x_0, y_0) = (2, 1)a=5a = 5, b=12b = 12, c=4c = 4 です。
距離 = 5(2)+12(1)+452+122\frac{|5(2) + 12(1) + 4|}{\sqrt{5^2 + 12^2}}
= 10+12+425+144\frac{|10 + 12 + 4|}{\sqrt{25 + 144}}
= 26169\frac{26}{\sqrt{169}}
= 2613\frac{26}{13}
= 22

3. 最終的な答え

線分APの長さの最小値:2

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