次の2つの関数について、最大値と最小値を求めます。 (1) $y = -x^2 + 4x + 5$ (定義域: $-1 < x < 3$) (2) $y = -2x$

代数学二次関数最大値最小値放物線定義域
2025/6/28

1. 問題の内容

次の2つの関数について、最大値と最小値を求めます。
(1) y=x2+4x+5y = -x^2 + 4x + 5 (定義域: 1<x<3-1 < x < 3)
(2) y=2xy = -2x

2. 解き方の手順

(1)
まず、関数 y=x2+4x+5y = -x^2 + 4x + 5 を平方完成します。
y=(x24x)+5y = -(x^2 - 4x) + 5
y=(x24x+44)+5y = -(x^2 - 4x + 4 - 4) + 5
y=(x2)2+4+5y = -(x - 2)^2 + 4 + 5
y=(x2)2+9y = -(x - 2)^2 + 9
この関数は、上に凸な放物線で、頂点は (2,9)(2, 9) です。定義域 1<x<3-1 < x < 3 における最大値と最小値を考えます。
x=2x=2 は定義域に含まれるので、最大値は頂点の yy 座標である 99 です。
x=1x=-1 に近づくと、y=(1)2+4(1)+5=14+5=0y = -(-1)^2 + 4(-1) + 5 = -1 - 4 + 5 = 0 に近づきます。
x=3x=3 に近づくと、y=(3)2+4(3)+5=9+12+5=8y = -(3)^2 + 4(3) + 5 = -9 + 12 + 5 = 8 に近づきます。
したがって、最小値は存在しません。x=1x = -1 のときにy=0y=0に限りなく近づきますが、x>1x > -1 なので、yy00になることはありません。
(2)
y=2xy = -2x は直線です。
定義域が指定されていないため、最大値と最小値は存在しません。xx をいくらでも大きくすれば yy はいくらでも小さくなり、xx をいくらでも小さくすれば yy はいくらでも大きくなります。

3. 最終的な答え

(1)
最大値: 99 (x=2x=2のとき)
最小値: なし
(2)
最大値: なし
最小値: なし

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