円Oがあり、直線ATは点Aで円Oに接している。$\angle{OAT} = 66^\circ$のとき、$\angle{x}$の値を求める問題です。

幾何学接線角度三角形二等辺三角形
2025/6/28

1. 問題の内容

円Oがあり、直線ATは点Aで円Oに接している。OAT=66\angle{OAT} = 66^\circのとき、x\angle{x}の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、OAT\angle{OAT} が接線と弦のなす角であることから、OAT=ABC=66\angle{OAT} = \angle{ABC}= 66^\circ がわかります。
次に、三角形OABはOA=OBより二等辺三角形であるから、OAB=OBA\angle{OAB} = \angle{OBA} です。
OAB+BAT=90\angle{OAB} + \angle{BAT} = 90^\circ より、OAB=9066=24 \angle{OAB} = 90^\circ - 66^\circ = 24^\circ となります。
したがって、OBA=24\angle{OBA} = 24^\circ です。
三角形OBCもOB=OCより二等辺三角形であるから、OBC=OCB\angle{OBC} = \angle{OCB} です。
ABC=OBA+OBC\angle{ABC} = \angle{OBA} + \angle{OBC} より、OBC=6624=42\angle{OBC} = 66^\circ - 24^\circ = 42^\circ です。
したがって、OCB=42\angle{OCB} = 42^\circ です。
最後に、三角形OACもOA=OCより二等辺三角形であるから、OAC=OCA\angle{OAC} = \angle{OCA} です。OAC=24\angle{OAC} = 24^\circ
よって、x=180(OCB+OCA)(OBC+OBA)=1802OBC2OBA=1802(6624)=180266\angle{x} = 180^\circ - (\angle{OCB} + \angle{OCA}) - (\angle{OBC} + \angle{OBA}) = 180^\circ - 2*\angle{OBC} - 2*\angle{OBA} = 180^\circ - 2 * (66^\circ - 24^\circ) = 180^\circ - 2*66^\circ

3. 最終的な答え

x=48x = 48

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