方程式 $1 = \frac{x+a}{2} + \frac{3}{x+a}$ の解の一つが $x = -2$ であるとき、$a$ の値を求めよ。

代数学方程式二次方程式解の代入複素数
2025/6/28

1. 問題の内容

方程式 1=x+a2+3x+a1 = \frac{x+a}{2} + \frac{3}{x+a} の解の一つが x=2x = -2 であるとき、aa の値を求めよ。

2. 解き方の手順

x=2x=-2 を方程式に代入します。
1=2+a2+32+a1 = \frac{-2+a}{2} + \frac{3}{-2+a}
a2=ta-2 = t とおくと
1=t2+3t1 = \frac{t}{2} + \frac{3}{t}
両辺に 2t2t をかけます。
2t=t2+62t = t^2 + 6
t22t+6=0t^2 - 2t + 6 = 0
二次方程式を解きます。
t=2±44(6)2=2±202=1±i5t = \frac{2 \pm \sqrt{4 - 4(6)}}{2} = \frac{2 \pm \sqrt{-20}}{2} = 1 \pm i\sqrt{5}
t=a2t = a - 2 であったので、a=t+2a = t+2
したがって、a=(1±i5)+2=3±i5a = (1 \pm i\sqrt{5}) + 2 = 3 \pm i\sqrt{5}

3. 最終的な答え

a=3+i5,3i5a = 3 + i\sqrt{5}, 3 - i\sqrt{5}

「代数学」の関連問題

不等式 $x^2 + y^2 \le 2$ を満たす $x, y$ に対して、$x+y$ の最大値を求める問題です。

不等式最大値二次関数判別式
2025/6/28

$x$ についての方程式 $\frac{x+a}{3} = 1 + \frac{a-x}{2}$ の解が $-2$ であるとき、$a$ の値を求める。

方程式一次方程式代入
2025/6/28

与えられた多項式を展開する問題です。具体的には、以下の4つの式を展開します。 (1) $(x^2-1)(x+3)$ (2) $(2x^2-3x+1)(3x+1)$ (3) $(x-2)(x^2+x-1...

多項式展開
2025/6/28

$a+b = -2$ のとき、$a^2 - 2b = b^2 - 2a$ を証明する。

式の証明代入展開二次式
2025/6/28

$x$ についての方程式 $\frac{x-a}{3} = 1 + \frac{a-x}{2}$ の解が $x = -2$ であるとき、$a$ の値を求める。

一次方程式方程式の解文字式の計算
2025/6/28

$x$についての方程式 $\frac{x+a}{3} = 1 + \frac{a}{2-x}$ の解が $x = -2$ であるとき、$a$の値を求める。

方程式分数式一次方程式
2025/6/28

与えられた式 $3(2x^2 - x + 7) + 2(x^2 + 3x - 5)$ を展開して整理せよ。

多項式展開整理
2025/6/28

$x$ についての方程式 $1 + \frac{a-x}{2} = 1 + \frac{x+a}{3}$ の解が $x = -2$ であるとき、$a$ の値を求めよ。

方程式一次方程式代入
2025/6/28

与えられた2つの問題があります。 問題1は多項式の計算で、(1) $(x^2-5x+8)-4(x^2-x+2)$ と (2) $3(2x^2-x+7)+2(x^2+3x-5)$ を計算します。 問題2...

多項式計算展開
2025/6/28

問題は、与えられた多項式の計算、展開を行うものです。具体的には、以下の3つの問題があります。 (1) (x²-5x+8)-4(x²-x+2) を計算する (2) (x²-1)(x+3) を展開する (...

多項式展開計算分配法則因数分解
2025/6/28