図1は2025年6月のカレンダーであり、図2のような形で囲んだとき、以下の問いに答える。 (1) $bc - ad$ の値を求める。 (2) $b$, $c$, $d$ を $a$ を使って表し、$cd - ab$ が14の倍数であることを証明する。

代数学代数カレンダー計算因数分解整数の性質
2025/6/28

1. 問題の内容

図1は2025年6月のカレンダーであり、図2のような形で囲んだとき、以下の問いに答える。
(1) bcadbc - ad の値を求める。
(2) bb, cc, ddaa を使って表し、cdabcd - ab が14の倍数であることを証明する。

2. 解き方の手順

(1) カレンダーにおける a,b,c,da, b, c, d の位置関係より、
b=a+1b = a + 1
c=a+7c = a + 7
d=a+8d = a + 8
である。
したがって、
bcad=(a+1)(a+7)a(a+8)bc - ad = (a+1)(a+7) - a(a+8)
=a2+8a+7a28a= a^2 + 8a + 7 - a^2 - 8a
=7= 7
(2) (1)より、b=a+1b = a + 1, c=a+7c = a + 7, d=a+8d = a + 8 である。
cdab=(a+7)(a+8)a(a+1)cd - ab = (a+7)(a+8) - a(a+1)
=a2+15a+56a2a= a^2 + 15a + 56 - a^2 - a
=14a+56= 14a + 56
=14(a+4)= 14(a+4)
aa は整数なので、a+4a+4 も整数であり、14(a+4)14(a+4) は14の倍数である。
したがって、cdabcd - ab は14の倍数である。

3. 最終的な答え

(1) bcad=7bc - ad = 7
(2) b=a+1b = a + 1, c=a+7c = a + 7, d=a+8d = a + 8
cdabcd - ab は14の倍数である。(証明完了)

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