(3)の問題は、(2)の証明から $cd - ab$ が $14 \times $ 何になるかわかるかを問うています。ア~エの中から適切な式を選びます。

代数学因数分解式の展開問題解決
2025/6/28

1. 問題の内容

(3)の問題は、(2)の証明から cdabcd - ab14×14 \times 何になるかわかるかを問うています。ア~エの中から適切な式を選びます。

2. 解き方の手順

(2)の証明の最終結果は cdab=14(a+4)cd - ab = 14(a+4) です。したがって、cdabcd - ab14×(a+4)14 \times (a+4) になることがわかります。
選択肢の中から a+4a+4 と等しい式を探します。
* ア: a+d=a+(a+8)=2a+8a+d = a + (a+8) = 2a+8
* イ: da=(a+8)a=8d-a = (a+8) - a = 8
* ウ: b+c=(a+1)+(a+7)=2a+8b+c = (a+1) + (a+7) = 2a+8
* エ: cb=(a+7)(a+1)=6c-b = (a+7) - (a+1) = 6
選択肢に a+4a+4 そのものはありませんが、a+4a+4 を作り出すことを考えます。
問題文より、b=a+1,c=a+7,d=a+8b = a+1, c = a+7, d = a+8 です。
cb=(a+7)(a+1)=6c-b=(a+7)-(a+1) = 6。これはa+4a+4ではない。
しかし、問題文には「(2)の証明から」とあるので、最終的に14(a+4)14(a+4)になることを利用すると、
ア~エの選択肢からa+4a+4を作る必要はなく、14×14\times の後の空欄に入る式は、a+4a+4である必要があります。
改めてア~エを見てみると、cb=(a+7)(a+1)=6c-b = (a+7) - (a+1) = 6となります。これは定数なので候補から外れます。
da=(a+8)a=8d-a = (a+8) -a = 8なのでこれも定数。
b+c=a+1+a+7=2a+8=2(a+4)b+c = a+1+a+7 = 2a+8 = 2(a+4) です。2(a+4)2(a+4)となると、cdab=14×2(a+4)=28(a+4)cd-ab= 14\times 2(a+4) = 28(a+4)になってしまうのでダメです。
a+d=a+a+8=2a+8=2(a+4)a+d = a+a+8 = 2a+8 = 2(a+4)なので同様に候補から外れます。
少し見方を変えて、
cdab=14(a+4)cd-ab = 14(a+4)なので、選択肢からa+4a+4に最も近いものを選ぶとすれば、
問題文に与えられたb, c, dの関係式から、a=b1=c7=d8a = b-1 = c-7 = d-8です。
したがって、a+4=(b1)+4=b+3a+4 = (b-1)+4 = b+3, a+4=(c7)+4=c3a+4 = (c-7)+4 = c-3, a+4=(d8)+4=d4a+4 = (d-8)+4 = d-4
これらもア~エの選択肢には含まれていません。
問題文の条件から、14×(c-b) = 14×6 = 84となり、cd-abと比較すると
14a+56=8414a+56 = 84, 14a=2814a = 28, a=2a=2の時のみ成り立ちます。
cdab=14(a+4)cd-ab = 14(a+4)
cdab=14×[]cd-ab = 14\times [式]となる[式]はア~エの選択肢に与えられている。
ア~エのうち、最も適切なものを選ぶとするならば、cbc-bを選択します。

3. 最終的な答え

「代数学」の関連問題

与えられた連立不等式 $ \begin{cases} 2x^2 - 9x + 7 \le 0 \\ 3x^2 + 8x - 16 > 0 \end{cases} $ の解を求める問題です。

連立不等式二次不等式因数分解
2025/6/28

$\log_{10} 1000000$ の値を求める問題です。

対数指数計算
2025/6/28

与えられた行列 $A$ と $B$ をそれぞれ基本変形によって単位行列にした過程が示されている。これらの変形から、$A = P_1P_2P_3$ および $B = Q_1Q_2Q_3$ を満たす基本行...

線形代数行列基本変形基本行列
2025/6/28

複素数 $(2+3i)$ の3乗を計算する問題です。

複素数複素数の計算代数
2025/6/28

問題は (3) $\log_{\frac{1}{5}} \sqrt[5]{125}$ と (4) $\log_9 8 \cdot \log_8 3$ の2つです。

対数指数対数の性質底の変換公式
2025/6/28

複素数の足し算と引き算を行う問題です。 (1) $(3+4i) + (5-2i)$ (2) $(2-i) - (4-2i)$

複素数複素数の演算加算減算
2025/6/28

複素数 $ (x-4) + (y+6)i = 0 $ が与えられています。ここで、$x$ と $y$ は実数です。この方程式を満たす $x$ と $y$ の値を求めます。

複素数方程式実部虚部
2025/6/28

与えられた問題は、対数の計算です。具体的には、$\log_2 7 \cdot \log_7 32$ の値を求める必要があります。

対数底の変換
2025/6/28

与えられた複素数の等式 $(5x - 3y) + (4y + 2)i = 1 - 6i$ を満たす実数 $x$ と $y$ の値を求めます。

複素数連立方程式実数虚数
2025/6/28

(5) $\log_5 \sqrt[6]{5}$ (6) $\log_4 \frac{1}{\sqrt[3]{4}}$

対数指数計算
2025/6/28