(2)の証明の最終結果は cd−ab=14(a+4) です。したがって、cd−ab は 14×(a+4) になることがわかります。 選択肢の中から a+4 と等しい式を探します。 * ア: a+d=a+(a+8)=2a+8 * イ: d−a=(a+8)−a=8 * ウ: b+c=(a+1)+(a+7)=2a+8 * エ: c−b=(a+7)−(a+1)=6 選択肢に a+4 そのものはありませんが、a+4 を作り出すことを考えます。 問題文より、b=a+1,c=a+7,d=a+8 です。 c−b=(a+7)−(a+1)=6。これはa+4ではない。 しかし、問題文には「(2)の証明から」とあるので、最終的に14(a+4)になることを利用すると、 ア~エの選択肢からa+4を作る必要はなく、14×の後の空欄に入る式は、a+4である必要があります。 改めてア~エを見てみると、c−b=(a+7)−(a+1)=6となります。これは定数なので候補から外れます。 d−a=(a+8)−a=8なのでこれも定数。 b+c=a+1+a+7=2a+8=2(a+4) です。2(a+4)となると、cd−ab=14×2(a+4)=28(a+4)になってしまうのでダメです。 a+d=a+a+8=2a+8=2(a+4)なので同様に候補から外れます。 少し見方を変えて、
cd−ab=14(a+4)なので、選択肢からa+4に最も近いものを選ぶとすれば、 問題文に与えられたb, c, dの関係式から、a=b−1=c−7=d−8です。 したがって、a+4=(b−1)+4=b+3, a+4=(c−7)+4=c−3, a+4=(d−8)+4=d−4。 これらもア~エの選択肢には含まれていません。
問題文の条件から、14×(c-b) = 14×6 = 84となり、cd-abと比較すると
14a+56=84, 14a=28, a=2の時のみ成り立ちます。 cd−ab=14(a+4) cd−ab=14×[式]となる[式]はア~エの選択肢に与えられている。 ア~エのうち、最も適切なものを選ぶとするならば、c−bを選択します。