(1) ∣x−5∣<3 の場合: 絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
x−5≥0 つまり x≥5 のとき、 x−5<3 となり、x<8。したがって、5≤x<8。 x−5<0 つまり x<5 のとき、−(x−5)<3 となり、−x+5<3。すると、−x<−2 より、x>2。したがって、2<x<5。 以上より、2<x<8。 (2) ∣x+2∣≥4 の場合: 絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
x+2≥0 つまり x≥−2 のとき、x+2≥4 となり、x≥2。 x+2<0 つまり x<−2 のとき、−(x+2)≥4 となり、−x−2≥4。すると、−x≥6 より、x≤−6。 以上より、x≤−6 または x≥2。 (3) ∣2x+7∣≤2 の場合: 絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
2x+7≥0 つまり x≥−27 のとき、2x+7≤2 となり、2x≤−5。すると、x≤−25。したがって、−27≤x≤−25。 2x+7<0 つまり x<−27 のとき、−(2x+7)≤2 となり、−2x−7≤2。すると、−2x≤9 より、x≥−29。したがって、−29≤x<−27。 以上より、−29≤x≤−25。