(1) 10人をAまたはBの2つの部屋に入れる方法の総数を求める。ただし、全員を1つの部屋に入れてもよい。 (2) 10人を2つのグループA, Bに分ける方法の総数を求める。 (3) 10人を2つのグループに分ける方法の総数を求める。
2025/6/28
1. 問題の内容
(1) 10人をAまたはBの2つの部屋に入れる方法の総数を求める。ただし、全員を1つの部屋に入れてもよい。
(2) 10人を2つのグループA, Bに分ける方法の総数を求める。
(3) 10人を2つのグループに分ける方法の総数を求める。
2. 解き方の手順
(1) 10人をAまたはBの2つの部屋に入れる方法:
各人はAまたはBのどちらかの部屋に入るので、各人について2通りの選択肢がある。
したがって、10人全員の部屋への入り方の総数は、となる。
(2) 10人を2つのグループA, Bに分ける方法:
各人はAまたはBのどちらかのグループに属するので、各人について2通りの選択肢がある。
したがって、10人全員のグループ分けの総数は、となる。
ただし、全員がAまたは全員がBになる場合も含む。
(3) 10人を2つのグループに分ける方法:
(2)の方法でA, Bという区別をなくすと、2つのグループの区別がなくなるため、(2)の結果を2で割ればよい。
ただし、(2)の方法には、全員がAに属するパターンと全員がBに属するパターンがある。
これらは2つのグループに分けるという条件を満たさないので除外する必要がある。
したがって、求める場合の数は、
となる。
3. 最終的な答え
(1) 通り
(2) 通り
(3) 通り