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1. 問題の内容
2つの絶対値を含む方程式を解く問題です。
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3. (1) $|x+4| = 5x$
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4. (1) $|x-6| = 2x$
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2. 解き方の手順
絶対値記号を外すためには、絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けして考えます。
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3. (1) $|x+4| = 5x$**
* **場合1: のとき、つまり のとき**
なので、方程式は となります。
これを解くと、
は を満たすので、解の候補です。
* **場合2: のとき、つまり のとき**
なので、方程式は となります。
これを解くと、
は を満たさないので、解ではありません。
また、絶対値は常に0以上になるため、は0以上である必要がある。つまり、である必要がある。この時点で、はありえないことがわかる。
したがって、が解の候補となります。を元の式に代入すると、 であり、 であるので、確かに解です。
**
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4. (1) $|x-6| = 2x$**
* **場合1: のとき、つまり のとき**
なので、方程式は となります。
これを解くと、
は を満たさないので、解ではありません。
* **場合2: のとき、つまり のとき**
なので、方程式は となります。
これを解くと、
は を満たすので、解の候補です。
また、絶対値は常に0以上になるため、は0以上である必要がある。つまり、である必要がある。
したがって、が解の候補となります。を元の式に代入すると、 であり、 であるので、確かに解です。
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3. 最終的な答え
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3. (1) $x = 1$
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