図のような道のある地域で、以下の最短経路の数を求めます。 (1) AからBまでの経路数 (2) AからCを通ってBまでの経路数 (3) AからCを通って、×印の道を通らずにBまでの経路数
2025/6/28
1. 問題の内容
図のような道のある地域で、以下の最短経路の数を求めます。
(1) AからBまでの経路数
(2) AからCを通ってBまでの経路数
(3) AからCを通って、×印の道を通らずにBまでの経路数
2. 解き方の手順
(1) AからBまでの経路数
AからBへ行くには、右に5回、上に3回移動する必要があります。
したがって、全移動回数は8回です。
このうち、右への移動を5回選ぶ組み合わせの数が経路数となります。
これは、8回の移動の中から右への移動5回を選ぶ組み合わせ数に等しいので、
通り
(2) AからCを通ってBまでの経路数
AからCへ行くには、右に2回、上に2回移動する必要があります。
したがって、全移動回数は4回です。
このうち、右への移動を2回選ぶ組み合わせの数が経路数となります。
これは、4回の移動の中から右への移動2回を選ぶ組み合わせ数に等しいので、
通り
CからBへ行くには、右に3回、上に1回移動する必要があります。
したがって、全移動回数は4回です。
このうち、右への移動を3回選ぶ組み合わせの数が経路数となります。
これは、4回の移動の中から右への移動3回を選ぶ組み合わせ数に等しいので、
通り
したがって、AからCを通ってBまでの経路数は、
通り
(3) AからCを通って、×印の道を通らずにBまでの経路数
AからCまでの経路数は(2)より6通り。
CからBまでの全経路数は(2)より4通り。
Cから×印を通ってBへ行く経路数を求める。
Cから×印へは右に1回、上に0回移動するため、1通り。
×印からBへは右に2回、上に1回移動する必要があるため、経路数は 通り
したがって、Cから×印を通ってBへ行く経路数は、通り。
したがって、Cから×印を通らずにBへ行く経路数は、通り。
したがって、AからCを通って、×印の道を通らずにBまでの経路数は、通り
3. 最終的な答え
(1) 56通り
(2) 24通り
(3) 6通り