与えられた6つの2次関数の中から、以下の条件を満たすものをそれぞれ選び出す問題です。 - グラフが上に開いているもの - グラフが点(1, 3)を通るもの - グラフの開き方が最も小さいもの 与えられた関数は以下の通りです。 1. $y = x^2$
2025/3/30
1. 問題の内容
与えられた6つの2次関数の中から、以下の条件を満たすものをそれぞれ選び出す問題です。
- グラフが上に開いているもの
- グラフが点(1, 3)を通るもの
- グラフの開き方が最も小さいもの
与えられた関数は以下の通りです。
1. $y = x^2$
2. $y = \frac{1}{3}x^2$
3. $y = 3x^2$
4. $y = -\frac{1}{3}x^2$
5. $y = -\frac{5}{2}x^2$
6. $y = -5x^2$
2. 解き方の手順
(1) グラフが上に開いているもの
のグラフが上に開いているのは、のときです。与えられた関数の中で、となるのは、
1. $y = x^2$ ($a = 1$)
2. $y = \frac{1}{3}x^2$ ($a = \frac{1}{3}$)
3. $y = 3x^2$ ($a = 3$)
したがって、ソ, タ, チ にあてはまるのは 1, 2, 3 です。
(2) グラフが点(1, 3)を通るもの
点(1, 3)を通るということは、のときとなる関数を探します。
1. $y = x^2$ に $x = 1$を代入すると、$y = 1^2 = 1$
2. $y = \frac{1}{3}x^2$ に $x = 1$を代入すると、$y = \frac{1}{3}(1)^2 = \frac{1}{3}$
3. $y = 3x^2$ に $x = 1$を代入すると、$y = 3(1)^2 = 3$
4. $y = -\frac{1}{3}x^2$ に $x = 1$を代入すると、$y = -\frac{1}{3}(1)^2 = -\frac{1}{3}$
5. $y = -\frac{5}{2}x^2$ に $x = 1$を代入すると、$y = -\frac{5}{2}(1)^2 = -\frac{5}{2}$
6. $y = -5x^2$ に $x = 1$を代入すると、$y = -5(1)^2 = -5$
したがって、点(1, 3)を通るのは、
3. $y = 3x^2$ です。ツにあてはまるのは 3 です。
(3) グラフの開き方が最も小さいもの
のグラフの開き方は、の値が小さいほど大きくなります。与えられた関数の中で、が最も小さいものを選びます。
1. $|1| = 1$
2. $|\frac{1}{3}| = \frac{1}{3}$
3. $|3| = 3$
4. $|-\frac{1}{3}| = \frac{1}{3}$
5. $|-\frac{5}{2}| = \frac{5}{2}$
6. $|-5| = 5$
が最も小さいので、
2. $y = \frac{1}{3}x^2$ と
4. $y = -\frac{1}{3}x^2$ が候補となります。問題文では「開き方」のみを聞いているので、正負は関係なく $|a|$ の絶対値で判断します。したがって、テにあてはまるのは 2 です。厳密に言うと、ここでは「開き方が大きい」関数を求めることになります。
3. 最終的な答え
ソ: 1
タ: 2
チ: 3
ツ: 3
テ: 2