点Qが直線 $y = x + 3$ 上を動くとき、点A(4, 1)とQを結ぶ線分AQを1:2に内分する点Pの軌跡を求めよ。

幾何学軌跡内分点直線
2025/6/29

1. 問題の内容

点Qが直線 y=x+3y = x + 3 上を動くとき、点A(4, 1)とQを結ぶ線分AQを1:2に内分する点Pの軌跡を求めよ。

2. 解き方の手順

点Qの座標を(s,t)(s, t)とし、点Pの座標を(x,y)(x, y)とする。
点Qは直線 y=x+3y = x + 3 上にあるので、
t=s+3t = s + 3 が成り立つ。
点Pは線分AQを1:2に内分するので、内分点の公式より
x=24+1s1+2=8+s3x = \frac{2 \cdot 4 + 1 \cdot s}{1+2} = \frac{8+s}{3}
y=21+1t1+2=2+t3y = \frac{2 \cdot 1 + 1 \cdot t}{1+2} = \frac{2+t}{3}
となる。
上の式から、ssttについて解くと、
s=3x8s = 3x - 8
t=3y2t = 3y - 2
となる。
これを、t=s+3t = s + 3 に代入すると、
3y2=3x8+33y - 2 = 3x - 8 + 3
3y2=3x53y - 2 = 3x - 5
3y=3x33y = 3x - 3
y=x1y = x - 1
点Qが直線 y=x+3y = x + 3 上を動くとき、s,ts, t は任意の実数をとれるので、x,yx, y も任意の実数を取れる。
よって、点Pは直線 y=x1y = x - 1 上のすべての点をとる。

3. 最終的な答え

y=x1y = x - 1

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