## 問題の内容
一辺の長さが6の立方体において、辺EF, FG, GCの中点をそれぞれL, M, Nとする。
(1) LM, LNの長さを求めよ。
(2) ∠LMNの大きさを求めよ。
(3) △LMNの面積Sを求めよ。
## 解き方の手順
(1) LM, LNの長さを求める。
* LMについて:
LとMはそれぞれEFとFGの中点なので、LMは△EFGの中点連結線である。したがって、LMの長さはEGの長さの半分となる。 △EFGは直角二等辺三角形なので、EG=EF2+FG2=62+62=72=62。 よって、LM=21EG=21×62=32。 * LNについて:
LはEFの中点、NはGCの中点なので、LからEFに垂直に線を引き、NからGCに垂直に線を引くと、その交点をPとすると、LP = FG = 6、PN = 21EG=32. △LPNは直角三角形なので、 LN=LP2+PN2=62+(32)2=36+18=54=36 (2) ∠LMNの大きさを求める。
* △LMNにおいて、LM=32, LN=36, MN = 32。 したがって△LMNは二等辺三角形。LM = MNである。 余弦定理より、
LN2=LM2+MN2−2×LM×MN×cos∠LMN (36)2=(32)2+(32)2−2×32×32×cos∠LMN 54=18+18−36cos∠LMN 18=−36cos∠LMN cos∠LMN=−21 ∠LMN=120∘ (3) △LMNの面積Sを求める。
* △LMNの面積Sは、S=21×LM×MN×sin∠LMN=21×32×32×sin120∘ S=21×18×23=293 ## 最終的な答え
(1) LM = 32, LN = 36 (2) ∠LMN = 120∘ (3) △LMNの面積S = 293