1から100までの整数のうち、次の条件を満たすものは何個あるか。 (1) 4で割り切れる数 (2) 4と6の少なくとも一方で割り切れる数

算数約数倍数集合
2025/6/29

1. 問題の内容

1から100までの整数のうち、次の条件を満たすものは何個あるか。
(1) 4で割り切れる数
(2) 4と6の少なくとも一方で割り切れる数

2. 解き方の手順

(1) 1から100までの整数の中で、4で割り切れるものの個数を求める。
100 ÷ 4 = 25であるから、4で割り切れる数は25個ある。
(2) 1から100までの整数の中で、4で割り切れる数をAA、6で割り切れる数をBBとする。
AAまたはBBであるものの個数を求める。
これは、n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)で求められる。
n(A)n(A)は4で割り切れる整数の個数であり、n(A)=25n(A) = 25である。
n(B)n(B)は6で割り切れる整数の個数である。100 ÷ 6 = 16 あまり 4なので、n(B)=16n(B) = 16である。
n(AB)n(A \cap B)は4でも6でも割り切れる整数の個数である。
4でも6でも割り切れるということは、4と6の最小公倍数である12で割り切れるということである。
100 ÷ 12 = 8 あまり 4なので、n(AB)=8n(A \cap B) = 8である。
したがって、n(AB)=25+168=33n(A \cup B) = 25 + 16 - 8 = 33である。

3. 最終的な答え

(1) 25個
(2) 33個

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