自動車の制動距離は速さの2乗に比例する。時速60kmで走っているときの制動距離が20mであるとき、時速xkmで走っているときの制動距離をymとする。以下の問いに答える。 (1) $y$を$x$の式で表す。 (2) 制動距離が80mになるのは、時速何kmで走るときか。

代数学比例二次関数方程式応用問題
2025/3/30

1. 問題の内容

自動車の制動距離は速さの2乗に比例する。時速60kmで走っているときの制動距離が20mであるとき、時速xkmで走っているときの制動距離をymとする。以下の問いに答える。
(1) yyxxの式で表す。
(2) 制動距離が80mになるのは、時速何kmで走るときか。

2. 解き方の手順

(1)
制動距離yyは速さxxの2乗に比例するので、y=ax2y = ax^2と表せる。
時速60kmのとき制動距離は20mなので、x=60x = 60, y=20y = 20を代入すると、
20=a×60220 = a \times 60^2
20=3600a20 = 3600a
a=203600=1180a = \frac{20}{3600} = \frac{1}{180}
よって、y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2
(2)
制動距離が80mになるとき、つまり、y=80y = 80のとき、xxを求める。
80=1180x280 = \frac{1}{180}x^2
x2=80×180=14400x^2 = 80 \times 180 = 14400
x=14400=120x = \sqrt{14400} = 120
時速120kmで走るとき、制動距離は80mになる。

3. 最終的な答え

(1) y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2
(2) 時速120km

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