関数 $y = ax^2$ 上に点 A(-2, 2) と、x座標が4である点Bがある。 (1) $a$ の値を求める。 (2) 点 B の座標を求める。 (3) 2点 A, B を通る直線の式を求める。 (4) $\triangle OAB$ の面積を求める。

代数学二次関数座標平面連立方程式図形
2025/3/30

1. 問題の内容

関数 y=ax2y = ax^2 上に点 A(-2, 2) と、x座標が4である点Bがある。
(1) aa の値を求める。
(2) 点 B の座標を求める。
(3) 2点 A, B を通る直線の式を求める。
(4) OAB\triangle OAB の面積を求める。

2. 解き方の手順

(1) 点 A(-2, 2) が y=ax2y = ax^2 上にあるので、x=2x = -2y=2y = 2 を代入する。
2=a(2)22 = a(-2)^2
2=4a2 = 4a
a=24=12a = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}
(2) 点 B の x 座標は 4 である。 y=12x2y = \frac{1}{2}x^2x=4x = 4 を代入して、点 B の y 座標を求める。
y=12(4)2y = \frac{1}{2}(4)^2
y=12(16)=8y = \frac{1}{2}(16) = 8
よって、点 B の座標は (4, 8)
(3) 点 A(-2, 2) と点 B(4, 8) を通る直線の式を y=mx+ny = mx + n とおく。
点 A を通るので、2=2m+n2 = -2m + n
点 B を通るので、8=4m+n8 = 4m + n
連立方程式を解く。
82=(4m+n)(2m+n)8 - 2 = (4m + n) - (-2m + n)
6=6m6 = 6m
m=1m = 1
2=2(1)+n2 = -2(1) + n
n=4n = 4
よって、直線の式は y=x+4y = x + 4
(4) OAB\triangle OAB の面積を求める。
直線 AB の式は y=x+4y = x + 4 であるから、点 C (0, 4) とおく。
OAB=OAC+OBC\triangle OAB = \triangle OAC + \triangle OBC と考える。
OAC\triangle OAC の面積は、底辺を OC = 4 とすると、高さは A の x 座標の絶対値で 2 である。
OAC=12×4×2=4\triangle OAC = \frac{1}{2} \times 4 \times 2 = 4
OBC\triangle OBC の面積は、底辺を OC = 4 とすると、高さは B の x 座標で 4 である。
OBC=12×4×4=8\triangle OBC = \frac{1}{2} \times 4 \times 4 = 8
OAB=OAC+OBC=4+8=12\triangle OAB = \triangle OAC + \triangle OBC = 4 + 8 = 12

3. 最終的な答え

(1) a=12a = \frac{1}{2}
(2) B(4, 8)
(3) y=x+4y = x + 4
(4) OAB=12\triangle OAB = 12 cm2^2

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