Aさんは朝8時に家を出て、2.0km離れた駅へ向かいました。はじめは分速130mで走りましたが、疲れてきたので途中から分速70mで歩きました。駅に着いたのは8時20分でした。走った道のりと歩いた道のりをそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章問題距離速度時間
2025/6/29

1. 問題の内容

Aさんは朝8時に家を出て、2.0km離れた駅へ向かいました。はじめは分速130mで走りましたが、疲れてきたので途中から分速70mで歩きました。駅に着いたのは8時20分でした。走った道のりと歩いた道のりをそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

まず、単位を統一します。距離はm、時間は分で表されています。全距離は2.0kmなので、2000mです。
走った距離を xx m、歩いた距離を yy mとします。すると、以下の式が成り立ちます。
x+y=2000x + y = 2000
次に、時間に関する式を立てます。
走った時間は x/130x/130 分、歩いた時間は y/70y/70 分です。
合計時間は20分なので、以下の式が成り立ちます。
x130+y70=20\frac{x}{130} + \frac{y}{70} = 20
連立方程式を解きます。
最初の式から y=2000xy = 2000 - x を得ます。
これを2番目の式に代入します。
x130+2000x70=20\frac{x}{130} + \frac{2000 - x}{70} = 20
両辺に 130×70=9100130 \times 70 = 9100 をかけます。
70x+130(2000x)=20×910070x + 130(2000 - x) = 20 \times 9100
70x+260000130x=18200070x + 260000 - 130x = 182000
60x=78000-60x = -78000
x=1300x = 1300
したがって、走った距離は1300mです。
y=2000x=20001300=700y = 2000 - x = 2000 - 1300 = 700
歩いた距離は700mです。

3. 最終的な答え

走った道のり: 1300 m
歩いた道のり: 700 m

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