Aさんは10時に家を出て時速4kmでバス停まで歩き、5分待って時速40kmのバスに乗って11時35分に美術館に着きました。家からバス停までの道のりと、バス停から美術館までの道のりの合計は51kmです。家からバス停までの道のりと、バス停から美術館までの道のりではどちらがどれだけ長いか求めなさい。

代数学連立方程式文章問題距離速度時間
2025/6/29

1. 問題の内容

Aさんは10時に家を出て時速4kmでバス停まで歩き、5分待って時速40kmのバスに乗って11時35分に美術館に着きました。家からバス停までの道のりと、バス停から美術館までの道のりの合計は51kmです。家からバス停までの道のりと、バス停から美術館までの道のりではどちらがどれだけ長いか求めなさい。

2. 解き方の手順

* 家からバス停までの道のりを xx km、バス停から美術館までの道のりを yy kmとします。
* 合計の距離に関する式を立てます。
x+y=51x + y = 51
* 移動時間に関する式を立てます。
家からバス停までの時間は x/4x/4 時間、バス停での待ち時間は 5/605/60 時間、バス停から美術館までの時間は y/40y/40 時間です。
合計の移動時間は1時間35分、つまり 1+35/60=1+7/12=19/121 + 35/60 = 1 + 7/12 = 19/12 時間です。
したがって、
x4+560+y40=1912\frac{x}{4} + \frac{5}{60} + \frac{y}{40} = \frac{19}{12}
* 上記の2つの式を連立方程式として解きます。
まず2つ目の式を整理します。
x4+112+y40=1912\frac{x}{4} + \frac{1}{12} + \frac{y}{40} = \frac{19}{12}
x4+y40=1812=32\frac{x}{4} + \frac{y}{40} = \frac{18}{12} = \frac{3}{2}
両辺に40をかけると、
10x+y=6010x + y = 60
* x+y=51x + y = 5110x+y=6010x + y = 60 の連立方程式を解きます。
2番目の式から1番目の式を引くと
9x=99x = 9
x=1x = 1
y=51x=511=50y = 51 - x = 51 - 1 = 50
* 家からバス停までの道のりは1km、バス停から美術館までの道のりは50kmです。
道のりの差を計算します。
501=4950 - 1 = 49

3. 最終的な答え

49 km長い

「代数学」の関連問題

与えられた式 $a^2b + 2a^2c - bc^2 - 2ac^2$ を因数分解し、選択肢の中から正しいものを選びます。

因数分解多項式式の展開
2025/6/29

与えられた式 $x^2 + xy - 4y - 16$ を因数分解しなさい。選択肢の中から正しいものを選択します。

因数分解多項式代数
2025/6/29

2次関数 $y = x^2 - 4x + 5$ の最大値と最小値を求め、選択肢の中から適切なものを選びます。

二次関数最大値最小値平方完成放物線
2025/6/29

与えられた式 $(3a-2b)(3a+2b)(9a^2+4b^2)$ を展開し、選択肢の中から正しい答えを選ぶ問題です。

式の展開因数分解和と差の積
2025/6/29

与えられた式 $(x+y)(x-2y)(x-y)(x+2y)$ を展開し、最も簡単な形で表す。

式の展開多項式因数分解
2025/6/29

$(2x^2 + x + 1)(2x^2 - 2x + 1)$ を展開し、選択肢の中から正しい答えを選ぶ。

展開多項式
2025/6/29

与えられた数列の和 $\sum_{i=1}^{n} (i^2 + 3i + 1)$ を求めます。

数列シグマ公式代数計算
2025/6/29

与えられた2次不等式を解き、空欄を埋める問題です。具体的には、(1) $x^2 + 8x + 16 > 0$, (2) $x^2 - 6x + 9 \ge 0$, (3) $x^2 + 10x + 2...

二次不等式二次方程式判別式解の公式因数分解
2025/6/29

放物線 $y = x^2 - 6x + 10$ を x軸方向に -2、y軸方向に 1 だけ平行移動したときの放物線の式を求め、その式 $y = x^2 - \text{ソ}x + \text{タ}$ ...

二次関数放物線平行移動数式展開
2025/6/29

公比が正の等比数列$\{a_n\}$があり、$a_1=2$, $a_6=8$を満たしている。また、等差数列$\{b_n\}$があり、$b_3=25$, $b_5+b_6=40$を満たしている。数列$\...

数列等比数列等差数列対数部分分数分解
2025/6/29