2つの2次方程式、$x^2 + mx + 2m - 3 = 0$ と $x^2 + (m-1)x + 1 = 0$ について、前者が実数解をもち、後者が虚数解をもつような定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。
2025/6/29
1. 問題の内容
2つの2次方程式、 と について、前者が実数解をもち、後者が虚数解をもつような定数 の値の範囲を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 1つ目の2次方程式 が実数解をもつ条件を求めます。判別式を とすると、実数解を持つためには である必要があります。
したがって、 または が得られます。
(2) 2つ目の2次方程式 が虚数解をもつ条件を求めます。判別式を とすると、虚数解を持つためには である必要があります。
したがって、 が得られます。
(3) (1)と(2)の両方を満たす の範囲を求めます。
または かつ を満たす の範囲は、 となります。