三角形 $ABC$ において、$AB > BC$である。辺$AB$上に点$P$をとり、点$A$から点$P$までの距離と点$C$から点$P$までの距離が等しくなるように、定規とコンパスを用いて点$P$を作図する問題です。
2025/6/29
1. 問題の内容
三角形 において、である。辺上に点をとり、点から点までの距離と点から点までの距離が等しくなるように、定規とコンパスを用いて点を作図する問題です。
2. 解き方の手順
点から点までの距離と点から点までの距離が等しいということは、点は線分の垂直二等分線上にあることを意味します。
したがって、以下の手順で作図を行います。
1. 線分$AC$の中点を求めるため、$A$を中心とする半径と、$C$を中心とする半径が、$AC$に対して同じ側で交わるように、コンパスで円弧を描きます。コンパスの半径は、線分$AC$の長さの半分より大きい必要があります。
2. 円弧の交点を結ぶ直線を引きます。この直線は線分$AC$の垂直二等分線となります。
3. 垂直二等分線と辺$AB$の交点が求める点$P$となります。
3. 最終的な答え
線分の垂直二等分線と辺の交点に点を作図することで、点から点までの距離と点から点までの距離が等しい点を作図することができます。