直線 $y=2x-1$ が次の円によって切り取られてできる線分の長さを求め、その線分の中点の座標を求める問題です。 (1) $x^2 + y^2 = 2$

幾何学直線交点線分の長さ2点間の距離中点
2025/6/29

1. 問題の内容

直線 y=2x1y=2x-1 が次の円によって切り取られてできる線分の長さを求め、その線分の中点の座標を求める問題です。
(1) x2+y2=2x^2 + y^2 = 2

2. 解き方の手順

(1)
まず、円の方程式と直線の方程式を連立させて、交点の xx 座標を求めます。y=2x1y=2x-1x2+y2=2x^2 + y^2 = 2 に代入すると、
x2+(2x1)2=2x^2 + (2x-1)^2 = 2
x2+4x24x+1=2x^2 + 4x^2 - 4x + 1 = 2
5x24x1=05x^2 - 4x - 1 = 0
(5x+1)(x1)=0(5x + 1)(x - 1) = 0
したがって、x=15,1x = -\frac{1}{5}, 1 となります。
それぞれの xx 座標に対応する yy 座標を求めます。
x=15x = -\frac{1}{5} のとき、y=2(15)1=251=75y = 2(-\frac{1}{5}) - 1 = -\frac{2}{5} - 1 = -\frac{7}{5}
x=1x = 1 のとき、y=2(1)1=1y = 2(1) - 1 = 1
よって、交点の座標は (15,75)(-\frac{1}{5}, -\frac{7}{5})(1,1)(1, 1) です。
次に、線分の長さを求めます。
線分の長さは、2点間の距離の公式を使って計算します。
線分の長さ =(1(15))2+(1(75))2=(65)2+(125)2=3625+14425=18025=36×525=655= \sqrt{(1 - (-\frac{1}{5}))^2 + (1 - (-\frac{7}{5}))^2} = \sqrt{(\frac{6}{5})^2 + (\frac{12}{5})^2} = \sqrt{\frac{36}{25} + \frac{144}{25}} = \sqrt{\frac{180}{25}} = \sqrt{\frac{36 \times 5}{25}} = \frac{6\sqrt{5}}{5}
最後に、線分の中点の座標を求めます。
中点の座標は、2点の座標の平均を計算します。
中点の xx 座標 =15+12=452=25= \frac{-\frac{1}{5} + 1}{2} = \frac{\frac{4}{5}}{2} = \frac{2}{5}
中点の yy 座標 =75+12=252=15= \frac{-\frac{7}{5} + 1}{2} = \frac{-\frac{2}{5}}{2} = -\frac{1}{5}
したがって、中点の座標は (25,15)(\frac{2}{5}, -\frac{1}{5}) です。

3. 最終的な答え

線分の長さ: 655\frac{6\sqrt{5}}{5}
線分の中点の座標: (25,15)(\frac{2}{5}, -\frac{1}{5})

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