この問題は、1次関数に関する以下の3つの問いに答えるものです。 (1) 変化の割合(傾き)と1点の座標から1次関数の式を求める。 (2) 2点の座標から1次関数の式を求める。 (3) グラフに示された5つの直線の方程式を求める。

代数学1次関数傾きグラフ連立方程式
2025/3/30

1. 問題の内容

この問題は、1次関数に関する以下の3つの問いに答えるものです。
(1) 変化の割合(傾き)と1点の座標から1次関数の式を求める。
(2) 2点の座標から1次関数の式を求める。
(3) グラフに示された5つの直線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

(1) 変化の割合が2で、x=2x=2のときy=5y=5となる1次関数を求める。
1次関数の式はy=ax+by=ax+bと表されます。変化の割合が2なので、a=2a=2です。
したがって、y=2x+by=2x+bとなります。
x=2x=2y=5y=5を代入して、5=2×2+b5 = 2 \times 2 + bを解きます。
5=4+b5 = 4 + b
b=1b = 1
よって、y=2x+1y=2x+1となります。
(2) x=3x=3のときy=5y=5x=4x=4のときy=8y=8となる1次関数を求める。
1次関数の式をy=ax+by=ax+bとします。
x=3x=3y=5y=5を代入して、5=3a+b5=3a+b
x=4x=4y=8y=8を代入して、8=4a+b8=4a+b
この2つの式を連立方程式として解きます。
8=4a+b8=4a+bから5=3a+b5=3a+bを引くと、3=a3 = a
a=3a=35=3a+b5=3a+bに代入すると、5=3×3+b5=3 \times 3 + b
5=9+b5 = 9 + b
b=4b = -4
よって、y=3x4y=3x-4となります。
(3) 図の直線①~⑤の式を求める。
①:2点(0,0)(0,0)(2,1)(2,1)を通るので、傾きは1020=12\frac{1-0}{2-0}=\frac{1}{2}。よって、y=12xy=\frac{1}{2}x
②:2点(0,1)(0,1)(5,3)(5,3)を通るので、傾きは3150=25\frac{3-1}{5-0}=\frac{2}{5}。よって、y=25x+1y=\frac{2}{5}x+1
③:水平な直線なので、yy座標は-2。よって、y=2y=-2
④:yy軸に平行な直線なので、xx座標は3。よって、x=3x=3
⑤:2点(0,4)(0,4)(4,0)(-4,0)を通るので、傾きは0440=44=1\frac{0-4}{-4-0}=\frac{-4}{-4}=1。よって、y=x+4y=x+4

3. 最終的な答え

(1) y=2x+1y=2x+1
(2) y=3x4y=3x-4
(3)
y=12xy = \frac{1}{2}x
y=25x+1y = \frac{2}{5}x+1
y=2y = -2
x=3x = 3
y=x+4y = x+4

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