この数列は、分母が等しい項ごとにグループ分けすると、
第 n グループは分母が n+1 で、分子は 1 から n までの整数となる。 第 n グループまでの項数の合計 Sn は、 Sn=1+2+3+⋯+n=2n(n+1) Sn≤800 となる最大の n を求める。 2n(n+1)≤800 n(n+1)≤1600 n2+n−1600≤0 n の概算値を求めるために、n2≈1600 とすると、n≈40となる。 n=39 のとき、S39=239×40=39×20=780 n=40 のとき、S40=240×41=20×41=820 したがって、第39グループまでの項数は780項である。
800項までの和を求めるためには、第40グループの最初の20項が必要となる。
第40グループは 411,412,…,4140 である。 第 n グループの和は、n+11+n+12+⋯+n+1n=n+11+2+⋯+n=n+12n(n+1)=2n 第39グループまでの和は、
∑k=1392k=21∑k=139k=21×239×40=239×20=39×10=390 第40グループの最初の20項の和は、
411+412+⋯+4120=411+2+⋯+20=41220×21=4110×21=41210 したがって、初項から第800項までの和は、
390+41210=41390×41+210=4115990+210=4116200