与えられた無限等比級数が収束するか発散するかを調べ、収束する場合はその和を求める。問題は4つあり、それぞれ初項と公比が与えられているか、または級数の具体的な形が与えられている。 (1) 初項 $1$, 公比 $\frac{1}{2}$ (2) 初項 $\sqrt{2}$, 公比 $-\sqrt{2}$ (3) $1 - \frac{1}{3} + \frac{1}{9} - \dots$ (4) $(\sqrt{2}+1) + 1 + (\sqrt{2}-1) + \dots$
2025/6/29
1. 問題の内容
与えられた無限等比級数が収束するか発散するかを調べ、収束する場合はその和を求める。問題は4つあり、それぞれ初項と公比が与えられているか、または級数の具体的な形が与えられている。
(1) 初項 , 公比
(2) 初項 , 公比
(3)
(4)
2. 解き方の手順
無限等比級数 が収束するための条件は、公比 が を満たすことである。このとき、級数の和 は で与えられる。
(1) 初項 , 公比 なので、 を満たすため、収束する。
和
(2) 初項 , 公比 なので、 であるから、発散する。
(3) この級数は初項 , 公比 の無限等比級数である。 を満たすため、収束する。
和
(4) 初項 , 公比 である。
を満たすため、収束する。
和
3. 最終的な答え
(1) 収束し、和は
(2) 発散する
(3) 収束し、和は
(4) 収束し、和は