等差数列 $-3, 1, 5, 9, ...$ の一般項 $a_n$ を求め、初項から第10項までの和 $S_{10}$ を求める。

代数学等差数列一般項数列の和
2025/6/29
## 等差数列の問題(1)

1. 問題の内容

等差数列 3,1,5,9,...-3, 1, 5, 9, ... の一般項 ana_n を求め、初項から第10項までの和 S10S_{10} を求める。

2. 解き方の手順

まず、等差数列の一般項を求める。初項を a1a_1、公差を dd とすると、一般項 ana_n は次の式で表される。
an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d
この数列では、a1=3a_1 = -3 であり、公差は d=1(3)=4d = 1 - (-3) = 4 である。
したがって、一般項は、
an=3+(n1)4a_n = -3 + (n-1)4
an=3+4n4a_n = -3 + 4n - 4
an=4n7a_n = 4n - 7
次に、初項から第10項までの和 S10S_{10} を求める。等差数列の和の公式は次の通り。
Sn=n2(a1+an)S_n = \frac{n}{2}(a_1 + a_n)
n=10n = 10 の場合、a1=3a_1 = -3 であり、a10=4(10)7=407=33a_{10} = 4(10) - 7 = 40 - 7 = 33 である。
したがって、
S10=102(3+33)S_{10} = \frac{10}{2}(-3 + 33)
S10=5(30)S_{10} = 5(30)
S10=150S_{10} = 150

3. 最終的な答え

一般項:an=4n7a_n = 4n - 7
初項から第10項までの和:S10=150S_{10} = 150

「代数学」の関連問題

与えられた数式を計算し、空欄を埋める問題です。 数式は $a + 3 + 2a - a - 2b$ です。これが $2b$ と等しい時、$b$ を求める必要があります。

数式計算一次方程式式の整理
2025/6/29

$(x^2 + \frac{2}{x})^9$ を展開したときの定数項を求める。

二項定理展開定数項組み合わせ
2025/6/29

数列 $a_n$ が与えられており、$a_n = 3^n \{3 - 2(\frac{2}{3})^{n-1} \}$ である。この式を簡略化して $3^{n+1} - 3 \cdot 2^n$ とな...

数列指数関数式の簡略化数学的証明
2025/6/29

方程式 $|x-3| + |2x-3| = 9$ を解く問題です。絶対値記号が2つあるため、場合分けをして解く必要があります。

絶対値方程式場合分け
2025/6/29

連続する3つの整数を小さい方から$a, b, c$とするとき、$bc - ba$がつねに偶数になることを、$b, c$を$a$を使って表し、説明する。

整数因数分解式の展開偶数代数
2025/6/29

与えられた式 $2ab^2 - 3ab - 2a + b - 2$ を因数分解する問題です。

因数分解多項式
2025/6/29

$a = 3 + \sqrt{5}$ のとき、以下の2つの式の値を求める問題です。 (1) $a^2 - 6a + 9$ (2) $a^2 - 4a + 3$

式の計算平方根因数分解代入
2025/6/29

$x = \sqrt{2} + \sqrt{3}$、 $y = \sqrt{2} - \sqrt{3}$ のとき、次の式の値を求めます。 (1) $x^2 + 2xy + y^2$ (2) $x^2 ...

因数分解式の計算平方根
2025/6/29

与えられた3つの2重根号の式を簡略化する問題です。具体的には、以下の3つの式を簡略化します。 * $\sqrt{5 + \sqrt{24}}$ * $\sqrt{11 + 4\sqrt{6...

根号式の簡略化平方根
2025/6/29

与えられた数列 $a_n$ の一般項を求める問題です。数列は2つあります。 (1) 1, 2, 6, 15, 31, 56, ... (2) 1, -2, 7, -20, 61, -182, ...

数列一般項階差数列シグマ
2025/6/29