三角形ABCにおいて、$\frac{\sin A}{2} = \frac{\sin B}{5} = \frac{\sin C}{6}$が成り立つとき、最も小さい角の余弦の値を求めよ。さらに、AB=$9\sqrt{13}$のとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。
2025/6/29
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、が成り立つとき、最も小さい角の余弦の値を求めよ。さらに、AB=のとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、正弦定理より、である。したがって、より、である。
とおける。ただし、である。
最も小さい角はAであるから、cos Aを求める。余弦定理より、
次に、AB=、すなわちc=であるとき、外接円の半径Rを求める。正弦定理より、である。
とおいたので、c = 6kである。したがって、となり、である。
したがって、となる。
より、とおける。
正弦定理からなので、となる。また、なのでとなる。よって
より、となる。
は、ちょっと大変なので、sin Aを直接出すことにする。
を使うことにする。を求める。
より、とおく。
ここで、だから、より、
また、 だから、より、 を使う。
別解
, ,
より、なので、.
より、
.
.
.
.
3. 最終的な答え
最も小さい角の余弦の値は
外接円の半径は