(1) 円 C1 の中心を (a,a+1) とおく。点A(0, -1), B(-2, 5) を通るので、 (0−a)2+(−1−(a+1))2=(−2−a)2+(5−(a+1))2 a2+(a+2)2=(a+2)2+(4−a)2 a2=(4−a)2 a2=16−8a+a2 よって、円 C1 の中心は (2, 3) となる。半径 r は r2=(0−2)2+(−1−3)2=4+16=20. したがって、円 C1 の方程式は (x−2)2+(y−3)2=20. (2) 直線ABの方程式を求める。傾きは −2−05−(−1)=−26=−3. よって、直線ABの方程式は y=−3x−1. 円 C1 の中心(2, 3) と直線AB: 3x+y+1=0 に関して対称な点を (p,q) とする。 線分の中点が直線AB上にあるので、 3(22+p)+23+q+1=0. 3(2+p)+3+q+2=0 6+3p+3+q+2=0 3p+q=−11 また、2点を通る直線と直線ABが垂直なので、p−2q−3=31. 3(q−3)=p−2 3q−9=p−2 これを 3p+q=−11 に代入して、3(3q−7)+q=−11 9q−21+q=−11 p=3(1)−7=−4 よって、円 C2 の中心は (-4, 1) となる。半径は円 C1 と同じで 20. したがって、円 C2 の方程式は (x+4)2+(y−1)2=20. (3) 線分PQの長さが最大になるのは、2つの円の中心を結ぶ線分上に点P, Qがあるときである。
円 C1 の中心 (2, 3) と円 C2 の中心 (-4, 1) の距離は (2−(−4))2+(3−1)2=62+22=36+4=40=210. 円 C1 の半径は 20=25. 円 C2 の半径も 20=25. したがって、線分PQの長さの最大値は 210+25+25=210+45=2(25+10).