直線 $l: y = \frac{1}{2}x + \frac{5}{2}$ があり、直線 $l$ 上の $x$ 座標が3である点Pを通る、傾きが2の直線 $m$ があります。2直線 $l$, $m$ と $x$ 軸との交点をそれぞれA, Bとするとき、以下の問いに答えます。 (1) 直線 $m$ の式を求めなさい。 (2) $\triangle ABP$ の面積を求めなさい (単位は不要)。

幾何学直線座標面積傾き方程式
2025/7/4

1. 問題の内容

直線 l:y=12x+52l: y = \frac{1}{2}x + \frac{5}{2} があり、直線 ll 上の xx 座標が3である点Pを通る、傾きが2の直線 mm があります。2直線 ll, mmxx 軸との交点をそれぞれA, Bとするとき、以下の問いに答えます。
(1) 直線 mm の式を求めなさい。
(2) ABP\triangle ABP の面積を求めなさい (単位は不要)。

2. 解き方の手順

(1) 直線 mm の式を求める。
まず、点Pの座標を求める。点Pは直線 ll 上にあり、xx 座標が3なので、y=12(3)+52=32+52=82=4y = \frac{1}{2}(3) + \frac{5}{2} = \frac{3}{2} + \frac{5}{2} = \frac{8}{2} = 4
したがって、点Pの座標は (3,4)(3, 4)
直線 mm は点P (3,4)(3, 4) を通り、傾きが2なので、y=2x+by = 2x + b とおける。
この式に点Pの座標を代入すると、4=2(3)+b4 = 2(3) + b より 4=6+b4 = 6 + b, よって b=2b = -2
したがって、直線 mm の式は y=2x2y = 2x - 2
(2) ABP\triangle ABP の面積を求める。
点Aは直線 llxx 軸との交点なので、y=0y=0ll の式に代入して、0=12x+520 = \frac{1}{2}x + \frac{5}{2} より 12x=52\frac{1}{2}x = -\frac{5}{2}, よって x=5x = -5。したがって、点Aの座標は (5,0)(-5, 0)
点Bは直線 mmxx 軸との交点なので、y=0y=0mm の式に代入して、0=2x20 = 2x - 2 より 2x=22x = 2, よって x=1x = 1。したがって、点Bの座標は (1,0)(1, 0)
AとBの xx 座標から、線分ABの長さは 51=6=6|-5 - 1| = |-6| = 6
ABP\triangle ABP の高さは点Pの yy 座標であり、これは4。
したがって、ABP\triangle ABP の面積は 12×6×4=12\frac{1}{2} \times 6 \times 4 = 12

3. 最終的な答え

(1) y=2x2y = 2x - 2
(2) 12

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