問題4:正十角形について、以下の数を求めます。 (1) 対角線の本数 (2) 正十角形の頂点のうち3個を頂点とする三角形の個数 (3) (2)の三角形のうち、正十角形と1辺だけを共有する三角形の個数 問題5:異なる色の9個の玉を次のように分けるとき、分け方は何通りあるか。 (1) 4個, 3個, 2個の3つの組に分ける。 (2) A, B, Cの3つの組に3個ずつ分ける。 (3) 3個ずつの3つの組に分ける。
2025/6/29
1. 問題の内容
問題4:正十角形について、以下の数を求めます。
(1) 対角線の本数
(2) 正十角形の頂点のうち3個を頂点とする三角形の個数
(3) (2)の三角形のうち、正十角形と1辺だけを共有する三角形の個数
問題5:異なる色の9個の玉を次のように分けるとき、分け方は何通りあるか。
(1) 4個, 3個, 2個の3つの組に分ける。
(2) A, B, Cの3つの組に3個ずつ分ける。
(3) 3個ずつの3つの組に分ける。
2. 解き方の手順
問題4:
(1) 対角線の本数:正n角形の対角線の本数は で求められます。正十角形なので、 を代入します。
(2) 正十角形の頂点のうち3個を頂点とする三角形の個数:これは10個の頂点から3個選ぶ組み合わせなので、 で求められます。
(3) 正十角形と1辺だけを共有する三角形の個数:正十角形の辺は10本あります。1つの辺を選んだとき、その辺と1つの頂点を共有する三角形の個数は、選んだ辺の両端の頂点以外の頂点から1つを選ぶ数です。ただし、隣り合う頂点は選べないので、残り 個の頂点から1つを選べます。したがって、そのような三角形の個数は 個です。
問題5:
(1) 4個, 3個, 2個の3つの組に分ける:9個から4個を選び、残りの5個から3個を選び、残りの2個から2個を選ぶ組み合わせを計算します。つまり、 を計算します。
(2) A, B, Cの3つの組に3個ずつ分ける:9個から3個をAに、残りの6個から3個をBに、残りの3個から3個をCに分けるので、 で求めます。
(3) 3個ずつの3つの組に分ける:(2)でA, B, Cの区別をなくすと、3!で割る必要があります。したがって、 で求めます。
数式:
問題4
(1)
(2)
(3)
問題5
(1)
(2)
(3)
3. 最終的な答え
問題4:
(1) 35本
(2) 120個
(3) 60個
問題5:
(1) 1260通り
(2) 1680通り
(3) 280通り