直角三角形ABCにおいて、点PはAからBへ秒速3cmで、点QはAからCへ秒速4cmで移動する。Aを出発してから$x$秒後の三角形APQの面積を$y$ cm$^2$とする。 (1) $x$の変域を求め、$y$を$x$の式で表す。 (2) $x=3$のときの三角形APQの面積を求める。

幾何学三角形面積関数二次関数
2025/6/29

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、点PはAからBへ秒速3cmで、点QはAからCへ秒速4cmで移動する。Aを出発してからxx秒後の三角形APQの面積をyy cm2^2とする。
(1) xxの変域を求め、yyxxの式で表す。
(2) x=3x=3のときの三角形APQの面積を求める。

2. 解き方の手順

(1)
点Pが点Bに到達するまでの時間、点Qが点Cに到達するまでの時間を考える。
点Pは秒速3cmでAB=15cm進むので、かかる時間は15/3=515/3 = 5秒。
点Qは秒速4cmでAC=20cm進むので、かかる時間は20/4=520/4 = 5秒。
よって、xxの変域は、0x50 \le x \le 5
xx秒後のAPの長さは3x3x cm、AQの長さは4x4x cm。
三角形APQは直角三角形なので、面積yyは、
y=12×AP×AQ=12×(3x)×(4x)=6x2y = \frac{1}{2} \times AP \times AQ = \frac{1}{2} \times (3x) \times (4x) = 6x^2
したがって、y=6x2y = 6x^2
(2)
x=3x=3y=6x2y = 6x^2に代入すると、
y=6×32=6×9=54y = 6 \times 3^2 = 6 \times 9 = 54

3. 最終的な答え

(1) 0x50 \le x \le 5
y=6x2y = 6x^2
(2) 54 cm2^2

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