(5) 2個のAとCを、A, C, Aの順に並べる方法
A, C, A, B, B, B の6つの文字を並べる順列の総数を求める問題です。
A,C,A を並べる順番は決まっているので、B の並べ方を考えます。 6! 通りの並べ方がありますが、Aが2つ、Bが3つあるので、2!と3!で割る必要があります。 2!3!6!=(2×1)×(3×2×1)6×5×4×3×2×1=60 (12) (1) 1≤x≤5, 1≤y≤5, 1≤z≤5 を満たす整数の組 (x,y,z) の個数を求める問題です。 x,y,z はそれぞれ1から5までの5通りの値を取ることができるので、5×5×5=125 (12) (2) 1≤x<y<z≤5 を満たす整数の組 (x,y,z) の個数を求める問題です。 これは1から5までの5個の数字から異なる3個の数字を選ぶ組み合わせの問題なので、5C3=3!2!5!=2×15×4=10 (12) (3) 1≤x≤y≤z≤5 を満たす整数の組 (x,y,z) の個数を求める問題です。 これは重複組合せの問題です。
1から5までの数字から重複を許して3個選ぶ組み合わせなので、5H3=5+3−1C3=7C3=3!4!7!=3×2×17×6×5=35 (12) (4) x+y+z=5, x≥0, y≥0, z≥0 を満たす整数の組 (x,y,z) の個数を求める問題です。 これは重複組合せの問題です。
3つの変数 x,y,z の和が5になる非負整数の組を求めるので、3H5=3+5−1C5=7C5=7C2=5!2!7!=2×17×6=21 (12) (5) x+y+z=5, x≥1, y≥1, z≥1 を満たす整数の組 (x,y,z) の個数を求める問題です。 x′=x−1,y′=y−1,z′=z−1 とすると、x′,y′,z′≥0 であり、x′+1+y′+1+z′+1=5 となるので、x′+y′+z′=2 を満たす非負整数の組 (x′,y′,z′) の個数を求めれば良いです。 これは重複組合せの問題です。
3つの変数 x′,y′,z′ の和が2になる非負整数の組を求めるので、3H2=3+2−1C2=4C2=2!2!4!=2×14×3=6