2次関数 $y = x^2 - \frac{4}{3}x + \frac{4}{9}$ について、$x$ の変域が $-6 \le x < 1$ のときの $y$ の値域を求める。

代数学二次関数値域平方完成放物線
2025/3/31

1. 問題の内容

2次関数 y=x243x+49y = x^2 - \frac{4}{3}x + \frac{4}{9} について、xx の変域が 6x<1-6 \le x < 1 のときの yy の値域を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成する。
y=x243x+49=(x23)2y = x^2 - \frac{4}{3}x + \frac{4}{9} = (x - \frac{2}{3})^2
このグラフは、頂点が (23,0)(\frac{2}{3}, 0) で、下に凸な放物線である。
変域 6x<1-6 \le x < 1 における yy の最小値と最大値を求める。
頂点の xx 座標 23\frac{2}{3} は与えられた変域に含まれるので、最小値は y=0y=0 である。
次に、変域の端点での yy の値を計算する。
x=6x = -6 のとき、
y=(623)2=(203)2=4009y = (-6 - \frac{2}{3})^2 = (-\frac{20}{3})^2 = \frac{400}{9}
x=1x = 1 のとき、
y=(123)2=(13)2=19y = (1 - \frac{2}{3})^2 = (\frac{1}{3})^2 = \frac{1}{9}
変域 6x<1-6 \le x < 1 なので、x=1x=1 のときは、不等号に等号は含まれていない。つまり、xx11 に限りなく近づくものの、11 をとることはない。しかし、yy の値は19\frac{1}{9} に限りなく近づくことはある。
したがって、6x<1-6 \le x < 1 における yy の値域は、0y40090 \le y \le \frac{400}{9}y<19y < \frac{1}{9} となる範囲が含まれる。4009>19\frac{400}{9} > \frac{1}{9} なので、0y40090 \le y \le \frac{400}{9} となる。

3. 最終的な答え

0y40090 \le y \le \frac{400}{9}
選択肢5が正解です。

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