与えられた2つの命題が偽であることを示す問題です。ここで、 (1) $ab = 0 \implies a = 0$ (2) $n$ は偶数 $\implies$ $n$ は4の倍数

代数学命題反例論理
2025/6/29

1. 問題の内容

与えられた2つの命題が偽であることを示す問題です。ここで、
(1) ab=0    a=0ab = 0 \implies a = 0
(2) nn は偶数     \implies nn は4の倍数

2. 解き方の手順

命題が偽であることを示すには、反例を1つ示せば十分です。
(1)
命題は「ab=0ab = 0ならば、a=0a = 0である」です。
反例:a=0a = 0 でなくても ab=0ab = 0 となる場合を示します。
例えば、a=1a = 1, b=0b = 0 とすると、ab=1×0=0ab = 1 \times 0 = 0 ですが、a=10a = 1 \ne 0 です。
(2)
命題は「nn が偶数ならば、nn は4の倍数である」です。
反例:偶数であるが、4の倍数ではない場合を示します。
例えば、n=2n = 2 は偶数ですが、4の倍数ではありません。

3. 最終的な答え

(1)
反例:a=1a = 1, b=0b = 0
このとき、ab=0ab = 0 だが、a0a \ne 0 である。
したがって、命題は偽である。
(2)
反例:n=2n = 2
nn は偶数だが、nn は4の倍数ではない。
したがって、命題は偽である。

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