2次方程式 $x^2 + mx + 2m - 3 = 0$ が異なる2つの虚数解を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求める。

代数学二次方程式判別式虚数解不等式因数分解
2025/6/29

1. 問題の内容

2次方程式 x2+mx+2m3=0x^2 + mx + 2m - 3 = 0 が異なる2つの虚数解を持つとき、定数 mm の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの虚数解を持つための条件は、判別式 DDD<0D < 0 であることです。
判別式 DD は、D=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
今回の2次方程式では、a=1,b=m,c=2m3a=1, b=m, c=2m-3 なので、判別式は次のようになります。
D=m24(1)(2m3)=m28m+12D = m^2 - 4(1)(2m - 3) = m^2 - 8m + 12
異なる2つの虚数解を持つ条件は D<0D < 0 なので、
m28m+12<0m^2 - 8m + 12 < 0
この不等式を解くために、まず m28m+12=0m^2 - 8m + 12 = 0 を解きます。
これは (m2)(m6)=0(m-2)(m-6) = 0 と因数分解できるので、m=2,6m = 2, 6 です。
したがって、m28m+12<0m^2 - 8m + 12 < 0 の解は 2<m<62 < m < 6 です。

3. 最終的な答え

2<m<62 < m < 6

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