質量2.0 kg と 5.0 kgの物体が1.0 m離れて置かれている。この2物体間にはたらく万有引力の大きさを求めよ。万有引力定数 $G = 6.67 \times 10^{-11} N \cdot m^2/kg^2$ とする。有効数字2桁で答える。万有引力の大きさ $F$ を、$F = (1) \times 10^{(2)} N$ の形で求める。

応用数学物理万有引力計算有効数字
2025/3/31

1. 問題の内容

質量2.0 kg と 5.0 kgの物体が1.0 m離れて置かれている。この2物体間にはたらく万有引力の大きさを求めよ。万有引力定数 G=6.67×1011Nm2/kg2G = 6.67 \times 10^{-11} N \cdot m^2/kg^2 とする。有効数字2桁で答える。万有引力の大きさ FF を、F=(1)×10(2)NF = (1) \times 10^{(2)} N の形で求める。

2. 解き方の手順

万有引力の法則より、質量 m1m_1m2m_2 の物体が距離 rr だけ離れているとき、それらの間に働く万有引力 FF は、
F=Gm1m2r2F = G \frac{m_1 m_2}{r^2}
で与えられる。ここで、GG は万有引力定数である。
問題文より、m1=2.0kgm_1 = 2.0 kg, m2=5.0kgm_2 = 5.0 kg, r=1.0mr = 1.0 m, G=6.67×1011Nm2/kg2G = 6.67 \times 10^{-11} N \cdot m^2/kg^2 であるから、
F=(6.67×1011)2.0×5.01.02N=6.67×1011×10N=6.67×1010NF = (6.67 \times 10^{-11}) \frac{2.0 \times 5.0}{1.0^2} N = 6.67 \times 10^{-11} \times 10 N = 6.67 \times 10^{-10} N
有効数字2桁で表すと、F=6.7×1010NF = 6.7 \times 10^{-10} N となる。
よって、F=6.7×1010NF = 6.7 \times 10^{-10} N は、F=(1)×10(2)NF = (1) \times 10^{(2)} N の形式であるため、(1) = 6.7、(2) = -10 となる。

3. 最終的な答え

(1) 6.7
(2) -10

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