与えられた群数列について、以下の3つの問いに答える問題です。 (1) 第 $m$ 群の最初の項を $m$ を用いて表す。 (2) 第 $m$ 群の項の和を $m$ を用いて表す。 (3) 1111が第何群の何番目の数か答える。
2025/6/29
1. 問題の内容
与えられた群数列について、以下の3つの問いに答える問題です。
(1) 第 群の最初の項を を用いて表す。
(2) 第 群の項の和を を用いて表す。
(3) 1111が第何群の何番目の数か答える。
2. 解き方の手順
(1) 第 群の最初の項を求める。
各群の項数は、順にと増えていく。
第 群までの項数の合計は、
したがって、第群の最初の項は、数列全体の 番目の奇数である。
奇数列の一般項は であるから、第 群の最初の項は
(2) 第 群の項の和を求める。
第 群は 個の項からなり、最初の項は である。
奇数列であるから、公差は2である。
したがって、第 群の和は、
(3) 1111が第何群の何番目の数かを求める。
まず、1111が数列全体の何番目の数かを確認する。
1111 = 2n - 1 より、2n = 1112, n = 556
つまり、1111は数列全体の556番目の数である。
次に、第 群までの項数の合計が556以下となるような最大の を探す。
第 群までの項数の合計は である。
となる最大の を探す。
のとき
のとき
したがって、1111は第24群にある。
1111は第24群の何番目か。
556 - 552 = 4
したがって、1111は第24群の4番目の数である。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) 第24群の4番目