1. 問題の内容
3次方程式 の異なる実数解の個数を求める。
2. 解き方の手順
まず、与えられた方程式を関数 とおきます。
この関数のグラフを描いて、x軸との交点の数を調べれば、実数解の個数が分かります。
そのため、微分を用いて関数の増減を調べます。
となる を求めると、。
増減表を書くと以下のようになります。
| x | ... | -4 | ... | 0 | ... |
|--------|-------|------|-------|-----|-------|
| f'(x) | + | 0 | - | 0 | + |
| f(x) | 増加 | 極大 | 減少 | 極小 | 増加 |
したがって、 で極大値24、 で極小値-8 をとります。
は3次関数であり、 のとき 、 のとき です。
また、極大値が正の値、極小値が負の値であるため、 は3つの異なる実数解を持ちます。
3. 最終的な答え
異なる実数解の個数は3個