(1) 2次方程式 $x^2 + 5x + 1 = 0$ を解く。 (2) 2次方程式 $x^2 + 4x + m = 0$ が異なる2つの実数解をもつような定数 $m$ の値の範囲を求める。

代数学二次方程式解の公式判別式不等式
2025/6/30

1. 問題の内容

(1) 2次方程式 x2+5x+1=0x^2 + 5x + 1 = 0 を解く。
(2) 2次方程式 x2+4x+m=0x^2 + 4x + m = 0 が異なる2つの実数解をもつような定数 mm の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2次方程式 x2+5x+1=0x^2 + 5x + 1 = 0 を解く。解の公式を用いる。解の公式は ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 のとき、
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
である。この問題では a=1a = 1, b=5b = 5, c=1c = 1 なので、
x=5±5241121x = \frac{-5 \pm \sqrt{5^2 - 4 \cdot 1 \cdot 1}}{2 \cdot 1}
x=5±2542x = \frac{-5 \pm \sqrt{25 - 4}}{2}
x=5±212x = \frac{-5 \pm \sqrt{21}}{2}
(2) 2次方程式 x2+4x+m=0x^2 + 4x + m = 0 が異なる2つの実数解をもつための条件を求める。判別式 DDD>0D > 0 である必要がある。判別式は D=b24acD = b^2 - 4ac である。この問題では a=1a = 1, b=4b = 4, c=mc = m なので、
D=4241m>0D = 4^2 - 4 \cdot 1 \cdot m > 0
164m>016 - 4m > 0
16>4m16 > 4m
4>m4 > m
したがって、m<4m < 4 である。

3. 最終的な答え

(1) x=5±212x = \frac{-5 \pm \sqrt{21}}{2}
(2) m<4m < 4

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