各曲線について、以下の手順で接線を求めます。
(1) 導関数を計算し、接線の傾きを求めます。
(2) 与えられた傾きと導関数を等しいとおき、接点のx座標を求めます。
(3) 接点のx座標を元の関数に代入し、接点のy座標を求めます。
(4) 接点と傾きから、接線の方程式を求めます。
傾き m、点 (x0,y0) を通る直線の方程式は、y−y0=m(x−x0) です。 (1) y=x−1 導関数: y′=2x−11 傾きが 41 なので、2x−11=41 2x−1=4 x−1=2 x=5 のとき、y=5−1=4=2 接線の方程式: y−2=41(x−5) y=41x−45+2 y=41x+43 (2) y=x+11 導関数: y′=−(x+1)21 傾きが −1 なので、−(x+1)21=−1 (x+1)2=1 x=0 のとき、y=0+11=1 x=−2 のとき、y=−2+11=−1 接点は (0,1) と (−2,−1) 接線の方程式:
(0,1) のとき、y−1=−1(x−0) => y=−x+1 (−2,−1) のとき、y−(−1)=−1(x−(−2)) => y+1=−x−2 => y=−x−3 導関数: y′=3e3x 傾きが 3 なので、3e3x=3 x=0 のとき、y=e3(0)=e0=1 接線の方程式: y−1=3(x−0) (4) y=logx 導関数: y′=x1 傾きが e なので、x1=e x=e1 のとき、y=loge1=loge−1=−loge=−1 接点は (e1,−1) 接線の方程式: y−(−1)=e(x−e1) y+1=ex−1