与えられた問題は、以下の4つの小問から構成されています。 (1) 関数 $\frac{x^2-1}{x^2+1}$ の導関数を求める。 (2) 陰関数 $x^3 + 3xy + y^6 = 1$ から定まる関数 $y=y(x)$ の導関数 $y'$ を $x$ と $y$ を用いて表す。 (3) 放物線 $y^2 = 4x$ 上の点 $(3, 2\sqrt{3})$ における接線の式を求める。 (4) 楕円 $\frac{x^2}{4} + \frac{y^2}{9} = 1$ 上の点 $P(u, v)$ における接線 $L$ の傾きが -1 であるとき、$u$ と $v$ の値を求め、さらに接線 $L$ と $x$ 軸との交点 $A$、 $y$ 軸との交点 $B$ としたとき、線分 $AB$ の長さを求める。
2025/6/30
1. 問題の内容
与えられた問題は、以下の4つの小問から構成されています。
(1) 関数 の導関数を求める。
(2) 陰関数 から定まる関数 の導関数 を と を用いて表す。
(3) 放物線 上の点 における接線の式を求める。
(4) 楕円 上の点 における接線 の傾きが -1 であるとき、 と の値を求め、さらに接線 と 軸との交点 、 軸との交点 としたとき、線分 の長さを求める。
2. 解き方の手順
(1)
の導関数を求める。商の微分法を用いる。
より
より
(2)
の両辺を で微分する。
(3)
放物線 の両辺を で微分する。
点 における接線の傾きは
接線の式は
(4)
楕円 の両辺を で微分する。
接線 の傾きが -1 なので、
点 は楕円上の点なので、
(より)
接線の式は
軸との交点は とおいて より
軸との交点は とおいて より
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)