まず、x−x2−2x−x2 に共役な式を掛けます。つまり、x−x2+2x−x2 を分子と分母に掛けます。 limx→∞(x−x2−2x−x2)=limx→∞x−x2+2x−x2(x−x2−2x−x2)(x−x2+2x−x2) =limx→∞x−x2+2x−x2(x−x2)−(2x−x2) =limx→∞x−x2+2x−x2−x ここで、x2 をルートの中からくくり出すことを考えます。 =limx→∞x2(x2x−1)+x2(x22x−1)−x =limx→∞x2(x1−1)+x2(x2−1)−x =limx→∞∣x∣x1−1+∣x∣x2−1−x x→∞ なので、x>0であり、∣x∣=xです。 =limx→∞xx1−1+xx2−1−x =limx→∞x1−1+x2−1−1 x→∞のとき、x1→0なので、 =0−1+0−1−1=−1+−1−1 ここで、平方根の中身が負になるため、実数の範囲では極限は存在しません。ただし、与えられた問題文からすると、実数の範囲で考えるように思われます。
ただし、極限を求めるにあたって、x1−1やx2−1が負の値にしかならないので、x1−1やx2−1は実数として定義できません。そのため、実数の範囲で極限は存在しません。