連続する2つの自然数があり、それぞれの2乗の和が、2つの数の積よりも13だけ大きいとき、この2つの自然数を求めます。

代数学二次方程式文章問題因数分解自然数
2025/3/31
## 問24

1. 問題の内容

連続する2つの自然数があり、それぞれの2乗の和が、2つの数の積よりも13だけ大きいとき、この2つの自然数を求めます。

2. 解き方の手順

* 小さい方の自然数をnnとすると、連続するもう一つの自然数はn+1n+1と表されます。
* 2つの数の2乗の和はn2+(n+1)2n^2 + (n+1)^2です。
* 2つの数の積はn(n+1)n(n+1)です。
* 問題文より、2乗の和は積よりも13大きいので、以下の式が成り立ちます。
n2+(n+1)2=n(n+1)+13n^2 + (n+1)^2 = n(n+1) + 13
* この式を展開して整理します。
n2+n2+2n+1=n2+n+13n^2 + n^2 + 2n + 1 = n^2 + n + 13
2n2+2n+1=n2+n+132n^2 + 2n + 1 = n^2 + n + 13
n2+n12=0n^2 + n - 12 = 0
* 二次方程式を解きます。因数分解を用いると、以下のようになります。
(n+4)(n3)=0(n+4)(n-3) = 0
* よって、n=4n = -4またはn=3n = 3となります。
* nnは自然数であるため、n=3n = 3が適切です。
* したがって、2つの自然数は3と4です。

3. 最終的な答え

3と4
## 問25

1. 問題の内容

ある正方形を縦に3cm、横に2cm伸ばして長方形を作ったところ、その面積が20cm²になりました。もとの正方形の一辺の長さを求めます。

2. 解き方の手順

* もとの正方形の一辺の長さをxx cmとします。
* 縦に3cm、横に2cm伸ばした長方形の縦の長さはx+3x+3 cm、横の長さはx+2x+2 cmとなります。
* 長方形の面積は縦の長さと横の長さを掛け合わせたものなので、(x+3)(x+2)(x+3)(x+2)となります。
* 問題文より、長方形の面積は20cm²なので、以下の式が成り立ちます。
(x+3)(x+2)=20(x+3)(x+2) = 20
* この式を展開して整理します。
x2+5x+6=20x^2 + 5x + 6 = 20
x2+5x14=0x^2 + 5x - 14 = 0
* 二次方程式を解きます。因数分解を用いると、以下のようになります。
(x+7)(x2)=0(x+7)(x-2) = 0
* よって、x=7x = -7またはx=2x = 2となります。
* xxは長さを表すため、x=2x = 2が適切です。
* したがって、もとの正方形の一辺の長さは2cmです。

3. 最終的な答え

2 cm

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